悩める大人女性、横谷さんが教える4つのポイントとは？

今回のモデルさんは、34歳。
年齢とともにアイシャドウやチークの色、眉毛の書き方が20代の頃とは勝手が違うとお悩みです。

ポイント1.大人の女性はどこをポイントに置いてメイクをするのかを決める


「若い頃は、マツエクもアイラインもリップもチークも……と、すべてのパーツにしっかりメイクを施しても違和感を感じませんが、30歳を超えたくらいからやりすぎると浮いてしまいますよね。年齢を重ねるほどポイントを絞ることによって、ナチュラルさときちんと感の両立ができます。
アイメイクなら、アイメイク、眉なら眉、リップに色を持ってくるならリップ……と強く印象づけるポイントを決めましょう。 今回は秋メイクなのでリップにボルドーを使用して、目元は軽めにして引き算を心がけました」

ポイント2.ポイントを絞るからといって、何もしないではない


「ポイント1ではポイントを絞るとお伝えしましたが、他の箇所を全く何もしないわけではありません。やりすぎると浮いてしまうのに、やらなさすぎも疲れたりさみしい雰囲気に見えてしまうのが大人の女性の悩みどころだと思います。大人の女性のメイクでは、締めるところは締める、特にキワを締めることが必要な要素となります。
例えば、今回はリップに重点を置いたので、アイシャドウは輝きのあるカラーレスのアイシャドウをサッと乗せただけですが、ブラウンのペンシルアイライナーで目元の“キワ”を締めてあげます。そうすることで顔にメリハリが生まれて、きちんと感を演出することができます」

ポイント3.カラーに悩んだら好きな色から探してみる


「モデルさんが、アイシャドウやチークの色に悩んでしまう、と仰っていましたが、自分の好きな色を選んだ方がいいと思います。
トレンドカラーが好きな色だったらいいのですが、いつも使わないけどトレンドだからなぁ。と思って購入しても結局使わないケースがほとんどだと思います。やっぱりどうしても好きな色を手にとってしまうんですよね。 好きな色が最近似合わないと感じたら、少し深みのある色を選んでみたり、色のトーンを変えてみるとしっくりくると思いますよ」

ポイント4.大人のヘアはツヤ感とボリューム。でもきっちりまとめすぎは気をつけて！

「大人の女性は髪の悩みが増えていきますよね。
ボリュームがない、白髪が生える、コシがなくなる……。 私が大事だと思っているのはツヤとボリュームです。特にツヤがあるだけで若々しく見えますよね。一方で、気をつけているのはきっちりと作りすぎないこと。ツヤ感のある髪をきっちり作りすぎてしまうと、コンサバすぎて迫力が出てしまうので、ドライヤーでざっくり乾かすだけで形がきちんと出るように意識をしています。 今回は一つ結びですが、顔周りの髪を波巻きして動きを出しました。結んだ後、少し髪を引き出して抜け感をプラスしています」

4つのポイントを押さえて、華やかでおしゃれ。でもきちんと感のある印象に！




>横谷さんが美容師を目指したきっかけとは