SNSも売上も好調、順風満帆な美容師人生を歩むrisaさんがフリーランスから社員に戻る道を選んだ理由は? #Z世代のスター発掘!

お客さまの写真は“自撮り”を載せることで、美容師の認知度も上がる!?

 

 

今、Instagramはハイトーンのデザインカラーと自分のことをメインに発信しています。私はレイヤーを入れてカットだけで動かすスタイルも好きなので、実際には黒髪やワンカラーのお客さまもいらっしゃっていますが、Instagramに載せるのはハイトーンに絞っているんです。フォロワー数がグッと増えた頃に、自分の気持ちが追い付かないというか…アカウントが独り歩きしているような感じになってしまって。伸びたきっかけがスタイルではなく自分の写真だったこともあり、ここから集客につなげるには何を上げたらいいの!? と、迷ってしまったんですよね。ただ、その反応が良かった自分の写真がハイトーンだったので、そこに需要があるんだろうと推測して、自分のブランディングをハイトーンのデザインカラーに定めました。

 

 

お客さまのスタイルを載せるときは、自撮りを送ってもらってそれを上げることが多いです。女の子って自分が可愛く映る角度を知っているから、その方が圧倒的に目に止まりやすいんですよ。それに、自分の好きな部分・かわいい角度を知っているお客さまはSNSを頑張っている場合も多いので、タグ付けして投稿してもらうと自分の認知も上がる気がします。

 

一方で、私自身のヘアやメイクなどを楽しみにしてくれている方も結構いらっしゃって、それは素直にありがたいですね。…なんですけど、本来の私は自分のことをSNSで発信するのは苦手なタイプなんです。3回のうちに1回は自分のことを上げたいのですが、そのターンが回ってくると3〜4日更新が止まってしまう……なんてこともあるくらい(笑)。

 

今後は、もっとデザインカラーの腕を磨きたいと思っています。もともと、オーナーの作るスタイルに憧れがありましたが、同じところを目指すのではなく、私にしかできない“おしゃれだけど、女性らしいやわらかさのあるスタイル”を作っていきたいです。

 

プロフィール
Yen./スタイリスト

risa

岡山県出身。花園国際美容学院卒業後、新卒で神戸のサロンに入社。スタイリストデビューから1年後に上京しフリーランスの美容師に転身。Instagramで順調に集客を増やし、人気美容師に。現在はYen.の社員としてハイトーンのデザインカラーをメインに打ち出している。

Instagram:@__risa.n__

 

(文/須川奈津江 撮影/松林真幸)

 

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