独立3 ヶ月で月商100 万円、ホットペッパーなしで達成した宇野和弘さん直伝! 美容師が知りたい“WEBでの集客・コンテンツづくりのコツ” BEST5
Q.2 美容師として個人メディアで集客を考えていますが、なかなかPV が上がりません。どうしたらよいですか?
A. PV(ページビュー)って、実はそんなに必要ないんです。それよりも本当に来て欲しいお客さんだけをピンポイントで集めることが重要です。
お恥ずかしながら、最初は私も「せっかく個人メディアを作るんだから、とにかくPV(ページビュー)を上げないといけない」そんな風に考えていました。
ただ、今は全くそんな風には考えていません。むしろ、PV を追い求めても、大きな成果は得られないとすら思っています。
というのも、これもウェブに詳しい方々に相談していく中で、
「PV を上げることが正解になるのは、あくまで自社媒体を運営していて、そこに掲載する広告を販売するようなマスメディアや広告代理店型のビジネスモデルのみ」
「そうじゃない会社は、いたずらにPV を集めるのではなく、本当に来てほしいお客さまだけをピンポイントで集めたほうが良い」
こんなアドバイスを頂きました。
ここでいう『PV を上げることが正解になるモデル』としては、例えば、新聞や雑誌。ネット上で言えばリクルートさんやサイバーエージェントさんのようなメディア運営をしている会社です。
確かに広告を売ろうと思えば、その媒体の読者数やPV 数が一つの指標となる。そのため、部数やPV アップを追い求めるのは正解かもしれません。
自分が求人広告を出したいときも
・より部数の多い媒体
・よりPV 数の多い媒体
こういったものに掲載したいと思うのは自然なことです。
一方で、そうではない美容師の場合、いたずらにPV を集めても、ほとんど意味がありません。
それよりも、本当に来てほしいお客さまだけに集まってきてもらうこと。こちらのほうがより重要なんだなと、私自身、いわゆる個人メディアを運営するようになって実感しています。
実際、町田美容院の知恵袋も、1日あたりのPV は多くても2,500 前後。月間でも7〜8万PV。これが多いかと言えば、ウェブメディアとしてはごく平凡です(実際はもっと少なくても良いと思っています)。
それでも、これらのPV のほとんどは「切実な髪の悩み」を抱え、それを解決したい人々ばかり。
私たち美容師の手で、なんとかその悩みを解決してあげることができるかもしれない、言ってみれば、本当に集まって欲しいお客さまばかりです。
「いたずらに認知度やPV を上げようとする行為は、人通りの多い交差点や駅前で、無差別にティッシュを配ることや、看板を持って立つような行為」
こんなアドバイスを頂いたこともあります。
それらも効果がゼロとは言いませんが、なかなか厳しいものがあります。
それよりもピンポイントで、本当に来てほしいお客さまだけを濃く集めること。
こちらのほうがずっと重要だと思います。