ボブパーマで飛躍! Un ami omotesandoのmoekaさんが魅せる、手書き文字のおしゃれInstagramとセルフブランディング #Z世代のスター発掘
手書き文字にしてからフォロワー数が倍増!
—Instagramでの発信は、どのように取り組んでいましたか?
実はもともとSNSが苦手で、入社時はフォロワーが800人、カリキュラムを全て終えたタイミングで1200人ほどでした。2022年の11月にカリキュラムを終えて、本来はそこから半年Instagramをがんばって4月にデビューという形だったんですけど、私はどうしても繁忙月の3月にデビューしたかったんですよね。ただ、会社から3月が良い理由を聞かれても、納得してもらえるような答えが出せなくて。それでつい、「デビュー月にはフォロワー3000人いくので、3月にさせてください!」と宣言してしまったんです。でも、どうすれば増えるのかは正直全く分かりませんでした(笑)。
おまけに、私はスタイルを限定することに抵抗があって、自分の得意な技術も確立できていない状態。そんなとき、たまたま吉祥寺店のパーマが得意なスタッフにパーマをかけてもらったことが私にとっての転機になりました。
施術後に鏡を見て、久しぶりに感動したんです。仕上がりがとにかく良かったし、私ってこんなにパーマが似合うの!?と、自己肯定感が爆上がり(笑)。この感覚はお客さまにも共有したいと思いましたし、パーマならどんなレングスでもできますよね。それで、私もパーマ推しにすることを決めました。中でも、ボブパーマは特に人気があるので今も大きく打ち出しています。
ーmoekaさんのInstagramは、パーマスタイルはもちろん手書きの加工が印象的です。色味なども統一感がありますよね。
色も文字も、かなりこだわっています。昔からファッション誌が好きでよく読んでいたこともありますし、お客さまが見ていて飽きない雑誌のようなアカウントにしたかったんですよ。Instagramでも文字入れされている投稿はよくありますよね。それを手書きにすれば、私の表現したい雰囲気がより伝わりやすいかもしれないと思って始めました。手書き文字を使ったグルメアカウントがあったので、最初はそれを参考にしていましたね。
ゆるい雰囲気が好きなので、手書き文字でもそれが表現できているかなと思っていますし、載せる写真はモデルさんの表情が笑顔のものを選ぶこともこだわりの一つです。毎回たくさん笑わせながら撮影していて、キメキメではなく素に近い笑顔の写真が好きですね。
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手書きスタイルの投稿を始めてから、1カ月半でフォロワーが1500人増えて、目標だった3月には宣言していた3000人を無事にクリアしました。
ちなみに、撮影は全てスマホで、編集はiPadを使っています。そのiPadは、デビュー前の年末にモデル売上で社内表彰されたとき、いただいた賞金で購入したものなんですよ。
—素敵なストーリーですね。moekaさんは写真だけでなく、リールも手書きの加工で投稿されていますよね。
文字を書く過程を1コマずつ画面録画して、実際に書かれていくように編集したんです。その投稿が好評で、リールの滞在時間が増えました。あとは、お客さまが喜んでくださることをしたいと思って、お客さまを一人ひとり撮ってストーリーにあげていた時期もあります。工夫を凝らしながら投稿を続けて、フォロワーが1万人を超えたのは去年の秋ごろ。そこからも少しずつ伸び続けている形です。