ボブパーマで飛躍! Un ami omotesandoのmoekaさんが魅せる、手書き文字のおしゃれInstagramとセルフブランディング #Z世代のスター発掘
SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?
今回登場するのは、Un ami omotesando(アンアミ 表参道)で働く笑顔が素敵なmoeka(モエカ)さん。チャレンジしやすいナチュラルなおしゃれパーマを打ち出し、#パーマ女子を増産している人気トップスタイリストです。手描きの加工が特徴のSNS戦略とフランクな接客術でリピートが絶えないmoekaさんのデビューまでの道のりと、セルフブランディングの極意に迫ります!
東京で活躍するカリスマの技術に圧倒されて上京を決意
—moekaさんは関西の専門学校を卒業されていますが、上京を決めたのはいつ頃でしたか?
最初は全く考えていませんでした。きっかけは、周りに就活で東京に行く子が多かったので、私も一度行ってみるか…と思ったこと。興味本位で行ったのですが、活躍されている有名な美容師さんに施術してもらったことで、「東京すご!」と一気に気持ちが動きました。そこから毎月上京していろんなサロンに行ったのですが、それもすごく楽しくて、東京で就職することを決めました。
—就活でUn amiに決めた理由は?
私は負けず嫌いで競争心が強いタイプで、最初は別の有名サロン志望だったんですよ。Un amiは先生からの紹介で知りました。実際に行ってみたら、すごく忙しそうな日だったのにスタッフがとても楽しそうに働いていたのが印象的で、そこから「楽しく働ける環境もいいかも」とアットホームなサロンに目がいくようになりました。技術をしっかり学びたかったので、Un amiのきめ細かいカリキュラムも決め手の一つでしたね。
—入社年はコロナ元年。上京してすぐに自粛期間という波乱のスタートだったと思います。どんな風にモチベーションを保っていましたか?
入社後、最初の数カ月は誰にも会えなかったので、ホームシックになりましたし、不安でした。6月後半からようやく練習が始まり、9月に表参道店に配属が決まってからは、本格的に入客もできるようになってすごく嬉しかったのを覚えています。1年目は、あっという間に繁忙期の12月が来た感覚でしたね。
アシスタント時代は、モデル売上1位を目標に同期と励まし合っていました。