技術?それともキャリア?美容師転職“究極の選択”
美容師としての“腕”が問われるこの業界。しかし独立となると、マネジメントや経営など、また違ったスキルが必要になってくるのも事実。ひたすらカット技術を磨きたいという職人気質さん、独立に向けたキャリアアップを目指す野心家さん。美容師の世論はどっち?そんな究極の選択を美容師約1,000人に調査してみました。
スキルや能力を磨いていきたいと考える方が多数!職人気質な方が多いという結果に
スタイリストになると、キャリアを意識し始める?
続いてキャリアごとに調査の結果を見てみましょう。
キャリア別では大きい変化とまではいきませんが、アシスタントとスタイリストで違いが読み取れます。「美容師としてのスキルや能力を磨いていきたい」と回答した割合はアシスタントが64.3%なのに比べて、スタイリストでは51.7%と減少。その反面、スタイリストの方が「いずれは独立したいため、早くキャリアを向上させたい」と回答した割合が微増しているほか、「どちらともいえない」という人も増えています。自分には何が必要であるかを悩む時期でもあるのかもしれませんね。
男女別で違いは?
最後に男女別での調査結果を確認していきましょう。
男女別でみると大きな違いが見られました。「美容師としてのスキルや能力を磨いていきたい」と回答した割合は男性が46.8%なのに対して、女性が61.1%。「いずれは独立したいため、早くキャリアを向上させたい」と回答した割合は男性が39.7%なのに対して、女性が17.8%という結果に。男性の方がキャリア志向である一方、女性は美容師としてのスキルや能力を重んじていることがわかります。
ひと言で美容師といっても、その役割は「ヘアカット」のみにあらず。その分だけ様々なタイプの美容師が存在します。自分はどういうタイプなのか?自分はどうなりたいのか?自分の長所とゴールをいち早く見つけ、そこに向けた最適なキャリアプランを考えたいものですね。
(株式会社セイファート 美容師アンケート調査より)