寺村塾#1 Instagramフォロワー28万人超のカリスマが教えるSNSのお作法 -『もみやせ』本島彩帆里さん-(後編)

あなたが当たり前にやっていることが、誰かのお役立ちコンテンツになる!

 

 

寺村:ちょっと個人的な相談していいですか? これから髪だけではなく、もっとトータルに美容についての情報を発信したいと思っていて。僕は美髪アドバイザーとしてやってきたのですが、似たような肩書きで発信する美容師さんが増えてきたこともあり、差別化したいという想いもあるんですけれど…。

 

本島:トータルビューティーでやりたいのなら、「美髪アドバイザー/美容コンサルティング」みたいな肩書にしてみるとか。あとは、「髪以外もコンサルティングします」って言い切っていいんじゃないですかね。寺村さんに会いたい人もたくさんいるはずだから、セミナーを開催するのもいいと思います。

 

寺村:具体的には、どんな情報をSNSで発信したらいいと思います?

 

本島:たとえば、寺村さんのマイブームはなんですか?

 

寺村:ランニングすることです。

 

本島:何のために走っているの?

 

寺村:健康のため。

 

本島:効果を実感していますか?

 

寺村:頭が働くし、ポジティブでいられるし、疲れにくくなってきましたね。体と心のデトックスになっていると思います。

 

本島:その情報を知りたい人がたくさんいると思いますよ! 「走る理由」「走り方」「アフターケア」「走るときのオシャレなスタイリング」とか、ランニングだけでもコンテンツがめっちゃできると思います。

 

寺村:たしかに…!

 

本島:寺村さんが、当たり前にやっていることが、誰かのための役に立つ情報になるんですよ。ランニングひとつとっても、あらゆる角度から俯瞰することで次々とコンテンツの素が見つかるんです。いずれ寺村さんも、発信したいことが多すぎて、追いつかなくなると思います!

 

村:今、走って体を絞っている最中なんですが、いい感じになる前に発信してもいいと思います?

 

本島:いいと思います。寺村さんが頑張っている姿を見て、頑張ろうって思う人もいると思いますよ!

 

 

今日から使える小技でInstagramのエンゲージメントを高めよう!

 

 

寺村:僕はこれまでTwitterとブログで発信してきたので、Instagramは苦手意識があるんですよね。写真で伝えるのって難しいですよね…。

 

本島:おしゃれ写真にはコツがあるんですよ。たとえば、物撮りをするときには蛍光灯を使わないで、窓際の自然光を使うとおしゃれな感じになるとか。あとは、アプリで加工するなら、同じアプリで統一すること。写真のトーンをあわせたほうが全体でぱっと見たときに美しいです。

 

それと、私は動画をアップするときは、ちょっと早送りにしています。全部、見てくれる人たちが快適に見るためにはどうしたらいいのかな?と考えた結果です。

 

寺村:なるほど。

 

本島:あとは、写真をアップするときは、必ず「【 顔マッサージ・前編 】スライド→→」のように、タイトルと写真が複数ある場合は、そのことをしっかり伝えるようにしています。これをやるのと、やらないのとだと、エンゲージメント(読者の反応)がまったく違うんです。「どうしたら見てくれる人にとって親切かな」と考えて、コンテンツをアップすることが大事だと思っています。

 

編集部:「#お尻づくり」のようなキャッチーな言葉選びはどのように磨かれたのですか?

 

本島:私は、日常で外にいるとき、視界に入ってくる広告やCMが気になるし、電車に乗ったときも必ず中吊り広告を見ています。そこで、どういうコピーに引かれるのか、どうやって伝えたいことを一言に凝縮しているのかなどを、考えるのが好きなんです。ピンタレストというアプリで「広告」「ポスター」タグで調べても楽しいですよ!言葉って使い方一つでこんなにも伝わり方が違うんだ…って実感します。

 

言葉を磨きたい人は、興味を持って言葉にたくさんふれるといいかもしれませんね。これはコピーに限りませんが、「ワクワクすることを深める」ことを大事にしています。

 

>知識を究めたいのなら、目の前にいる人を「先生」だと思って見てみよう!

 

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