ペンとハサミで理想を描く!? 今注目のスーパーアシスタント
記録と記憶に残るデッサン
−ご自身がデッサンを描く際、気をつけているポイントはありますか?
表現の仕方はいろいろあると思うし、僕のデッサン自体はあくまで我流なのですが、なるべく自分の目で観察したものをそのまま描き起こすようにしています。自分以外の人が見たときにわかりやすいように描くこと。それにやっぱり綺麗に描いた方が個人的にも納得できるので、できあがりの雰囲気を意識しながら描いていますね。
−実際にこれまで描かれたデッサンはご自身で保管してらっしゃるのですか?
希望があれば、撮影後、モデルさんにコピーしてお渡しすることもありますが、基本は保管していますね。撮影時など、以前撮ったスタイルを見直したいと思ったときに、以前描いたデッサンや一緒に書いた細かなイメージのメモを見ながら「当時はこういうところを意識していたんだな」と確認しています。どういう風にイメージを作ったのかが思い出せるので、新しいデザインを考えるときにも使えるんです。