【MASHU副社長・奥裕介】昨年東京に進出し独自の美髪ケアメニューで新規2200人待ち。卓越した薬剤知識を武器に、激化するヘアケア戦線に挑む先駆者が初登場!
納得のいくケアシステムができたので、美髪は別枠で思い切りやろうと
話は戻りますけど、ちょうど酸熱トリートメントが流行る少し前に本部に入ったので、商品開発を進めていく中で、いろいろなメーカーさんから話を聞いて商品を取り寄せたんですね。僕は、トリートメント成分について徹底的に検証しました。その後、理想のケアが実現できたので、「oooit」という独自の美髪ケアシステムをメニューとして発表しようという展開になったんです。「oooit」は薬剤を7〜8種類使うんですけど、全てメーカーが違います。髪に負担がないように熱を最小限に当て、重要視している自宅でのヘアケアも全て込みのシステムです。薬剤を使うので、”ケアリスト”という資格を持つスタッフだけができる施術にしているのも特徴かなと思います。
「oooit」発表のタイミングでインスタが跳ねたので、「東京でやったら来てくれますか?」と質問を投げかけたところ、1時間で1000人からDMが届いて、800人の予約希望が入りました。それまでも、東京のお客さまは大阪までたくさん足を運んで来てくれていたんですけど、これは東京に出店しても、絶対にイケると確信しましたね。ですがMASHUは美髪ケアを打ち出してきたわけではないので、全スタッフがこの新提案に賛同してくれるかというと、ちょっと難しいかなというところで。それなら別枠で新ブランドを作って、思い切りやろうということになりました。
2022年4月にまず『suntie Mn』大阪店をオープンして、翌月に東京に出店。場所はインスタでお客さまのアンケートを取って、恵比寿にしました。スタッフ5人は、東京で中途採用。うちの教育カリキュラムは1ヵ月で高いレベルまでもっていける集中特化型なので、大阪から遠隔で教育しました。メニューはトリートメント、ストレート、カラーをメインに、ほぼ「oooit」が含まれたセットメニューになっています。おかげさまですぐにフルブッキングになり、今はスタッフ全員がキャンセル待ちです。僕は新規2200人待ちになったので、指名料13万2000円という料金をドキドキしながら設定させていただいたのですが、それもありがたいことにキャンセル待ちになりました。
>今年は40歳の節目。社長としてMASHUの文化を引き継いでいきたい