スタイリストとモデルの理想の関係ってなに? Way’s小屋侑大さんと三田寺円さん、教えて!
何でも話せる間柄です。(三田寺さん)うん、そうだね。(小屋さん)
-お互いの第一印象はどうでしたか?
小屋さん「お人形さんみたいだな、こんな高校生いるんだって思いました。いつも制服姿で、教科書が入った重そうなカバン持って来ていたのが印象に残っています」
三田寺さん「小屋さんは、シャンプーの上手な若いお兄さんって感じ」
小屋さん「そうなの? 僕、シャンプーしたとき緊張してなかった? 僕、キレイな子のシャンプーをするときって緊張しちゃうんですよね。というか、高校生なので、変な気を遣いました。「シャンプー下手くそ!」とか言われたら、立ち直れないと思って(笑)」
三田寺さん「そんなこと言わないですよ!」
-今では、モデルさんのお客さまを多く抱える美容師の小屋さんですが、三田寺さんから見て、小屋さんの美容師としての魅力は?
三田寺さん「技術的な部分で信頼できるのはもちろんですけど、人柄がいいんです。話しやすい!」
小屋さん「それが売りです(笑)」
三田寺さん「大事だよ! 本当になんでも話せちゃうんです」
小屋さん「長い付き合いなので、友達みたいな感覚で話しているよね。昔の思い出話をしたり」
-三田寺さんのスタイリングをするときに気をつけていることはありますか?
小屋さん「三田寺さんの髪って、髪質が固めでボリュームがあって、頑固なんです。だから中の方だけガッツリとすいて表面は触らないとか、しっかり押さえるように乾かすとか、巻くときは抑え目にするとか、髪質をよく見せる工夫をしています。最近は、髪質も少しマシになったよね?」
三田寺さん「マシって(笑)。サロンのシャンプーや、ボリュームを抑えるトリートメント剤を使ったり、乾燥しないように保湿するようにしているからかな。小屋さんがいろいろ教えてくれるんです」
-ほかには何かありますか?
小屋さん「元のかわいさを邪魔しないことですね。できるだけシンプルなスタイルにして、かわいさを引きたせててあげるようにしています。」
三田寺さん「シンプルなスタイルが好きっていうのもありますね。それに、制限が多いんです。職業柄、派手な色にはできないし、まとめられるくらいの長さを維持しなきゃいけないし。明るい色にはしてみたいですけど、看護婦をしているうちは無理だなぁ」