“もう一歩先にあるかわいい”を引き出すヒントを大公開! 浦さやかさんのカットでウチの編集長が10歳若返りました!

ウルフヘアスタイル、完成!!

 

AFTER正面 絶妙なバランス感で落ち着き過ぎないウルフに

AFTER横 ノンパーマでくせ毛を生かした動きが素敵

 

編集部一同、浦さんに脱帽! 着たかったあの服もバッチリ似合いました!

 

編集部:編集長! 浦さんのカットの感想は?

 

編集長:浦さんのおかげで、新しい自分の可能性に出会えた気がします。これまで、私は丸顔だから顔の幅をカットラインでカバーしていたつもりだったんですが、覆されました。抑えるとか隠すではなく、今回みたいに動きがあったほうがいいですね。

 

浦さん:そう、メリハリが大事なんです。

 

編集長:短めの前髪も、視界が広がっていい感じです。

 

浦さん:着たいとおっしゃっていた服も似合いますよ。

 

編集部:早速試してみましょう。

 

着たかったシルバーの服もバッチリ着こなせました!これで香港の夜遊びもはかどりますね

 

浦さん:髪の色が暗めなので、ビビットなリップを塗るとよりかわいいですよね。

 

編集長:遊び慣れた人みたいな雰囲気ですね。

 

浦さん:髪を耳にかけてピアスを目立たせてもかわいいですよ。髪をつくりこまなくても、毛先がピンピンと出るのもかわいくてよくないですか?

 

編集部:10歳くらい若返ったんじゃないですか? 本当にすごい!

 

浦さんも最初は不安だった…もう一歩先のかわいいを引き出す秘訣

 

 

編集長:顧客側は全面的にお任せしていても、無難なラインを超えるのが怖いっていう美容師さんは多いと思います。何か、アドバイスはありますか?

 

浦さん:そこはやっぱり、“自分の技術に自信を持つ”ことじゃないですか。最終の着地点が見えていて、自分の技術でそこにたどり着ける自信があれば、迷わないです。当たり前に聞こえるかもしれないけど、技術を磨くことが一番ですかね。

 

それと、お客さまと温度感を共有できているか、できていないかも大きいかも。そういう意味で、女性の心理を知ることも大事かな。たとえば、「私はこういう髪型似合わないですよね」と確認してくる人は、本当はやりたいんだけど、似合わないと思い込んでいて言ってこないんだろうな、とか。

 

あとは、前髪を短くしたいんだけれど言えなくて「前髪を眉上にしてみませんか?」と言われるのを待っていたり…。照れてしまってやりたいことを言えない人もいるんですよ。

 

編集部:「照れてしまってやりたいことを言えない」というのは、わかる気がします。

 

浦さん:こっちは全然、何を言われてもおかしいとは思わないんだけれど、お客さまは恥ずかしいと思っているのかもしれないですね。そういう美容師とお客さまの考え方の違いを知っておくことも大事かも。

 

編集部:察してくださいって言う人も多いですよね。

 

浦さん:むしろ、そういう人のほうが多いかもしれないです。だから、期待していたよりも切ってもらえなかったという話になるんじゃないですかね。でも、私のところにくるお客さまには、「男の人は切ってくれないんです」という人、多いですよ。自信満々で切りすぎちゃてもダメなんですけどね。私は昔、自信満々なふりをして、切りすぎて、わー!ってなったこともあるので…。

 

編集部:自信が本物になるまで技術を磨くことが近道ということですね。浦さんにお客さまが集まってくる理由が、とってもよくわかりました! 今日はありがとうございました!

 

 

プロフィール
otope
代表 浦さやか (うら さやか)

1979年09月11日生。長崎県出身 O型。ずば抜けたセンスと独自の感性で、他にはない新しいデザインを発信し続けている。サロンワークを中心として一般誌や業界誌の撮影、さらには全国各地での講習活動や商品開発にもたずさわるなど、幅広い分野で活躍中。

 

(取材・文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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