カラー集団SHACHUの中で光る、自分だけのスタイルとは? SAKIさんが辿り着いた、カットとの相乗効果でより輝くヘアデザインの秘密

衣装まで妥協なし! こだわり抜いた作品撮りが自分の求める顧客層に刺さった

 

 

今、私はカットとデザインカラーを組み合わせて作る無造作なスタイルを打ち出しています。デビューしたばかりの頃はピンクとホワイトブロンドで打ち出していたのですが、やっていくにつれて、自分のやりたいことはカラーだけではないことに気づきました。そこから、「カットってどうやったらうまくなるんだろう」「カラーだけじゃなく、私のカットの技術でお客さまを呼ぶにはどうしたらいいだろう」とカットの技術を磨くことを考えるようになったんです。

デビュー当時はコロナ禍だったこともあり、マスクをしているお客さまが多い時期でした。なので、顔周りのレイヤーなどを切ったときにフロントショットを撮らせてくれる方がたくさんいらっしゃったんです。それをInstagramに載せるようになったことと、作品を上げるようになったことで、少しずつInstagramも伸びていきましたね。

 

 

作品撮りをするときには、衣装にも力を入れていました。SHACHUでは毎月、それぞれの作品を貼り出して、みんなで投票を行うんです。アシスタント時代からいつも絶対に1位になりたくて、クオリティにはかなりこだわっていましたね。アシスタントの頃は衣装代が生活を圧迫していましたが(笑)、そういった作品たちも、自分のやりたい層のお客さまを呼ぶ一因になったと考えています。

作品を作るときにはまずヘアスタイルを先に決めて、次に衣装、最後にヘアカラーという順番で決めていきます。日頃からPinterestなどをよく見て、表現したいイメージをいくつかストックしておくんです。そこから、「このスタイルなら、このモデルさんに似合いそう」と当てはめて、次に衣装を決めます。ヘアスタイルを最初に考えておくと、衣装が決まりやすいんですよ。その反面、カラーを先に決めてしまうのは向いていなくて…。カラーに引っ張られて衣装の選択肢が狭まってしまい、こだわりの強い私は、何週間も衣装が決まらないことがあるんですよね。なので、色々試すうちに、作品撮りをするときはこの順番に落ち着きました。

サロンワークも同じ流れで、お客さまからレングスの希望を聞いたら、その日のファッションや好きな服の雰囲気などを見ながらどんなカラーがいいのかを決めています。

 

>クリエイティブで結果を残し、SHACHUの看板なしに自分を知ってもらいたい

 

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