「忙しい美容師に朝活は無理!」と思っていませんか?

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優秀なビジネスパーソンほど朝の時間を大切にする習慣を持っているといいます。いわゆる「朝活」です。夜遅くまで働いているから、朝活をするよりも寝ていたいという美容師さんも多いかもしれません。でも、その寝ている時間に動き出している人がいるのです。今回は「朝活・夜活」というイベントで異業種交流会を開催している美容師、SENTACのセキタカシさんに、その活動内容やメリットについて教えていただきました。

 


 

一流ホテルのビュッフェが朝活のルーツ

 

-朝活を始めたきっかけを教えてください。

 

独立する前、サロンの後輩を連れてホテルの朝食を食べに行ったことがきっかけですね。パークハイアットやリッツカールトンなどの世界の一流ホテルでも、朝食だけなら3000円~4000円くらいで楽しめる。それで良質な接客や空間を楽しめるなら安いものだし、どんな人たちが利用しているのか観察したりするのもいい経験になると思ったんです。

 

お客さまとの会話で共通の話題を見つけるのに苦労していたアシスタントの子たちも「この前、パークハイアットのビュッフェに行ったんですよ」とネタにできる。するとお客さまも、「あ、あそこどうだった?」と興味を持ってくださる。いい感じに会話も盛り上がるんですよ。

 

やがて「面白そうなことをしてるね」といって、お客さまや美容雑誌の編集者さん、ライターさんなども参加するようになったんです。そうやって少しずつ朝活っぽくなっていった感じですね。

 

朝活朝食会

朝活朝食会

 

-そこからどのように活動が広がっていったのですか?

 

お客さまや仕事関係の参加者が増えて、異業種交流会みたいな感じになってきたので、「ちょうどいまビジネスマンの間でも朝活が流行っているみたいだし、みんなでなんかやってみようか」と考えました。とはいえ、どんな要領で朝活をするのがいいかわからなかったので、最初のころは手さぐり状態でした。お客さまのつながりで、ヨガインストラクターの方がいたので、代々木公園に集まってヨガをしたあと、みんなで朝食会をするとか、やり始めたころはそんな感じでした。

 

ヨガ

代々木公園で朝ヨガ

 

>自分の学習意欲がイベントの幅を広げた

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