#ニュアンスパーマ vain渋谷・土田哲也さん 洗練された「ショート×パーマ」と王道マーケティングで唯一無二の美容師に! #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
どんな女性にも寝ぐせでボサボサの朝を迎えさせない
―おしゃれなパーマスタイルを維持するのは難しくないですか。
いや、むしろ扱いやすくなって朝の支度の時間を短縮できます。ボリュームを出すスタイリングもお客さま自身がドライヤーで簡単にできます。それに、パーマのカールをちょっと伸ばしたり、クシャクシャっと無造作に動かしてみたり、その日の気分やTPOに合わせてヘアを楽しめるところもメリットだと思います。色々なヘアが楽しめるっていうのも僕のパーマスタイルの売りですね。
パーマをすることで、寝癖のボサボサのままになっちゃったりとか、何かペタンとしちゃったりするのを防げるので、素敵な自分でいられる時間が長くなると思います。どんな人にも似合わせられる自信があるので、もっともっと推していきたいですね。
ハイブランドのブランディング戦略を!ターゲットとペルソナを鮮明にイメージして、投稿内容を絞り込む
―土田さんの投稿はシンプルで、説明的な文章もあまり入っていません。どういう経緯で今の投稿スタイルに落ち着いたんでしょうか。
誤解を恐れずに言うと、投稿をわかりやすくすることで見る人に媚びるよりも、さりげなく良さを伝えるほうが、自分のブランディングにつながると考えたからです。
ファストファッションとハイブランドでは、ブランディング戦略が全く異なりますよね。ハイブランドには説明しなくても伝わる魅力がある。僕は美容師として、その領域を目指したいんです。
そもそも、僕のInstagramは、ターゲットにしている人たちに響くビジュアルイメージを研究してスタイルを固めてきました。ターゲットは20代後半から30代くらいの自立した女性をイメージしています。
ペルソナは、仕事がバリバリできて、凛とした雰囲気を持つ女性。モデルさんもペルソナに基づいて選んでいます。ターゲットの女性たちが「こうなりたい」と思うような理想の女性です。ターゲットの女性たちがどんな女性になりたいと考えているのか徹底的に考えて、それをもとに投稿しているんですよ。
自分が得意なお客さまをターゲットにしているから実力を出せる!
―ヘアスタイルや技術ではなく、ターゲットを起点にして展開しているのですね!
その通りです。ショートスタイルの括りの中で、フォルムやフォーカスポイントは変わってきましたけれど、ターゲットは変わっていないんですよ。
最初は前髪もつくらないクールなショートヘアが多かったのですが、今は前髪ありのショートや、ニュアンスパーマのカジュアルに楽しめるショートもいいと思っています。ターゲットの女性もそのときの好みや気分によってヘアスタイルを変化させたいはずだからです。
的を絞ったブランディング戦略により、実際にターゲットに近いお客さまがきてくださっています。自分が担当したいと思っていたお客さまたちなので、仕事がしやすいです。僕は施術中あまりおしゃべりをしないんですが、僕のお客さまたちは、施術中僕と世間話をしたいとは思っていないと思うんですよね(笑)。それよりは、ちょっとした気分を読み取って、プロとしての提案をしてほしいと思っているんじゃないかな。
僕はそういうお客さまが得意だし、実力を発揮しやすいんですよね。だから、Instagramでもしっかりとターゲットを思い浮かべて、その人たちが好むようなヘアスタイルを出していく。写真撮影や写真選びにもめちゃくちゃこだわっています。