【美容師のハサミ】Laf from GARDEN喜多翔吾・ニューヨーク制覇!?NYのサロンで証明した、最強の日本製の美容師のハサミ
同じ型のハサミをウェットとドライで使い分ける
喜多:今度は同じ型の、コーティングしていない方のハサミで切ってみますね。こちらは主にドライカット用として使っているんですけど、さっきと同じ型なのに切れ味に微妙な違いがあるんですよ。何というのかな。なめらかな切れ味、というのかな。
ウエット用は重さがある分、ズバッと切れるけど、ドライ用はなめらかな切れ味だからスライドカットも切れる。特に質感を作っていくときには、このハサミで間を抜くようにハサミを動かしてスライドカットを入れていきます。表面の質感は、基本シザーで作る方が多いかな。
トカジ:あとはセニングですけど、どんなセニングを使っているんですか?
喜多:セニングは2本使っていますが、毛量を落としたい時は無印の方を使っています。角度によって毛量の取れ方が変わってくる感じがしますね。あとはロイヤルマスター。これは10%なので、ほとんど取れない。前髪とか、少しだけ梳きたいという時はコレです。
プロフィール
喜多翔吾 きたしょうご
GARDENに入社し、その後、NY店のオープニングメンバーとして参加。 人種のるつぼ、NYマンハッタンで様々な国籍の髪に触れデザインしていくことを経験。 現在は東京・銀座のLaf from GARDEN【ラフ フロム ガーデン】で代表を務め 性別問わず、幅広い年代の顧客から支持されている。
Instagram:shogo1202
プロフィール
トカジ ショウタ
美容学校卒業後、GARDENに入社。現在、武蔵小杉のNEUTRAL DOORで週1日ペースで美容師をしながら、動画クリエイターとして活動中。最近ではドローン撮影技術も習得。美容メーカーやメディアを拠点に、美容業界の新たなポジションを確立中。
Instagram:tototokaji