【スライドカットの巨匠、川畑タケル】湘南ビーチが一望できるBEAUTRIUM七里ヶ浜からの動画レポート。ヘアカット動画は要チェック!

 

セット面でカットしている途中、鏡越しから湘南の海が見える! そんな絶景サロンがBEAUTRIUM七里ヶ浜店です。今回の【美容師のハサミ】は、梨花さん、紗栄子さんなど名だたるタレントを担当する川畑タケルさんが登場。早朝のサーフィン後にサロンワークするのが日課になっているという川畑さんに、愛用のハサミを取材させていただきました!

 


 

こんなサロンってある!? 絶景サロンから動画レポート

美容師であり動画クリエイターでもあるトカジショウタさんがナビゲーターを務め、美容師が愛用するハサミをレポートしています。今回のゲストはスライドカットの巨匠、川畑タケルさん。スライドカットにこだわってデザインしたというオリジナルのシザーを、夏直前のビーチ沿いのサロンからレポートします!

 

動画レポートはこちら

 

 

トカジ:川畑さんと言えば、クリエイティブシーンはもちろんのこと、常にサロンワークでも第一線で活躍されていますよね。僕たち世代の美容師にとっては、圧倒的なスライドカットの神なんですよね! 今日はそんな川畑さんがどんなハサミを使っているのか! 愛用のハサミを披露してくれることを、非常に楽しみにして参りました!

 

川畑:きっと皆さんも疑問に思っているのは、スライドカットなんじゃないかな。実はスライドカットに特化して、オリジナルで作っていますので、今日はそれをご紹介しますね。

 

 

(と話しながら、ポスターを手にとる川畑さん)

スライドシザー!

 

オリジナルでハサミの企画から行って、ポスターの絵も描いて、デザインもして。これは2作目なんだけど、1作目も柔らかく切れることを最優先に作っています。

 

トカジ:おおー! 特徴はどんなところにありますか?

 

 

川畑:指を入れる輪の間隔をめっちゃ広げてるんですよ。

 

トカジ:付かないんですか?

 

 

川畑:付かないんですよ。ヒットポイントがココにあるから。なぜこの感覚が広いかというと、この位置で切れるんです。普通のハサミだと親指の可動域が広い分、親指の付け根が疲れるでしょ? その結果、肘まで痛んでくると腱鞘炎になっちゃうんです。

 

トカジ:なるほど。1回の開閉の距離が違いますもんね。それは川畑さん自身も腱鞘炎の経験があってのことなんですか?

 

 

川畑:それはないです!(笑) 僕はないけど、痛めている人はたくさんいるからね。

 

スライドカットに使うハサミには秘密があった!

 

 

トカジ:こちらにあるのは全部スライドシザーなんですね。白のハサミも個性的ですね。

 

 

川畑:こちらは刃がちょっと柔らかくて、シャリって切れる時期が短いんですよ。刃が早いタイミングで丸くなるんですけど、スライドカットというのは丸くなった刃でなければできないものなんですよ。切れないハサミの方が向いているので。その状態を見越して設計したハサミなので、早い段階で切れなくなるんですけど、そこから5年10年はそのまま使えると思います。

 

そしてこちらの2本は同じハサミなんです。スライドカットをする時に、ちょっと切れるのと、だいぶ切れないのとで切れ味の違いによって使い分けるんですよ。前髪などは繊細に切っていきたいので、もっと切れないのを使います。

 

僕自身、引き切りにすごくこだわっているのは、お寿司屋さんとか美味しいところに行くと、キレイに切るじゃないですか。あのキレイに切る感覚を、ちゃんとカットでもお客さまに提供していく感覚ですね。

 

 

>「幸せになってほしい」と思いを込めてカット

 

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