5.革から金具まで自分で探してデザイン　－小松圭介さん－

BRIDGEスタイリスト　小松圭介（こまつけいすけ）さんのこだわりのシザーケース

使用歴：2年

ブランド：知人の革職人のオーダーメイド

Q.このシザーケースを使い始めたきっかけを教えてください

「僕も他の4人と同じく、美容師感のないシザーケースを探していました。さらにシンプルなバック型のデザインが良かったのですが、なかなかいいものが見つからなかったんです。そこで、自宅の近所に仲良くしている革職人さんがいたので、ないなら作ってしまおうと思い、自分でデザインを起こし、革や副資材も自分で調達して、その方に作成をお願いしました」

Q.シザーケースのこだわりポイントを教えてください

「よく見かけるシザーケースでは、僕のいつもの服装にはシザーケースが浮いてしまうと思い、無駄なものを削ぎ落としたシンプルなデザインにしました。

表面のベルトはデザインでつけたのですが、忙しいときはダッカールをつけたりしています。本当はダッカールもつけたくないのですが…。

あとこだわったのがベルトです。このデザインなら細いベルトのほうがかっこいいと思うのですが、才田さんが使っているイル ビゾンテの太いベルトが腰にフィットして、縦の動きをしてもぶれないので、参考にさせてもらいました」

Q.もしこのシザーポーチが壊れたらどうしますか？

「実は鈴木さんが新しく作ったのを見ていたら、僕もまた作りたいと思ってきて。さっき新しいデザイン思いついちゃったんですよね（笑）」

BRIDGEの美容師さん5人のこだわりシザーケースはいかがでしたか？

今使っているシザーケースの深い愛から外せないポイントまでを語っていただきました。

5人ともいわゆる一般的なシザーケースの形に固執せず、それぞれのゆずれないポイントを決めてからシザーケースを探したり、自作したりしているのが印象的でした。また、いいシザーケースを手に入れるために、情報交換も盛んに行なっているようです。

（取材・文／QJナビ編集部）

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