弾力のあるカール感を演出するポイント

パーマではクリームタイプの薬剤を使っています。今回はモデルさんの髪質に合わせて強い薬剤でつけ巻きします。

パーマの施術中は、こちらのY.S.PARKさんのコームを使っています。本当に使いやすいです。

YSコーム 101 216mm リング ホワイト

 https://www.beautygarage.jp/p/ZU-1665N 

今回はバージン毛なので根元から毛先まで均一に塗っています。もし毛先にパーマ履歴やカラー履歴がある場合は塗布量で調節しましょう。スペインカールはハードなカール感が特徴なので、強くかかって失敗ということはないんです。もしベースカットの時点で前髪の長さがギリギリだった場合は、パーマをちょっと弱めに設定して、なんとか眉毛にかかるように仕上げることもあります。

ちなみに、こちらのスプレイヤーもY.S.PARK。ビューティガレージさんで購入しました。どの角度に傾いていても水が出てくれるので、使いやすいですね。

YSスプレイヤー 220ml ブラック

 https://www.beautygarage.jp/p/ZY-0050N

ワインディングは、かかりづらいことを想定し、一段階細めのロッドを使用しています。スライス幅はロット幅か、気持ち細めに。ロッド幅より厚くなってしまうと、根元のかかりが甘くなる原因になります。基本は平巻きで全部巻いていきます。サイドもオンベース気味にして平巻きです。ハチ周りがハリやすい方は、ダウンステム気味にします。

パーマ施術中は、ワゴンがあると作業効率が上がりますね。GROOMER/S TOKYOでは、こちらのウッドワゴンを使っていますが、引き出しの中にパーマに必要なものが全て揃っています。天然木なので、長年使っていると独特の風合いも出てきます。

Y.S PARK ウッドワゴンYS-F10　ナチュラル

 https://www.beautygarage.jp/p/XG-2930N

巻き終わりのタイミングでかかり具合を確認します。反応スピードが遅く、かかりづらい髪質の方の場合は、さらに加温します。

加温して10分後、軟化チェックを行います。根元付近を折って、跳ね返り具合を見ます。折れ目がくっきり出ると、それは軟化しすぎになってしまうので、その手前の状態になるまで軟化させて次のステップに進みます。

＞スペインカールと好相性のスタイリング剤は？