美容商材リサーチのスペシャリストsalon dakota豊田章一郎さんが特別伝授!「ヘアスタイル別! ベストマッチ商材レシピ」
美容商材別に徹底リサーチし、オウンドメディアのようなInstagram発信が話題のsalon dakota豊田章一郎(とよたしょういちろう)さん。グラフなどを用いてシンプルで商材が引き立つ画像と、商品のメリットがわかりやすく書かれたテキストに、美容師はもちろん一般の方やメーカー、編集者からも注目が集まっています。
そこで、今回はQJナビDAILYだけに「豊田式ヘアスタイル別ベストマッチ商材レシピ」を伝授! 豊田さんが厳選セレクトした商材方程式と共に、SNS投稿のコツや商材を上手に見分けるテクニックも伺いました。
リピート率UPやメーカー主催のセミナー依頼まで。お客さまのキレイのために続けた商材リサーチで、活動のフィールドも広がった!
-豊田さんが商材をリサーチし、Instagramに投稿することになったきっかけは?
とある美容メディアから「ライターしませんか?」と声をかけていただいたのがきっかけです。僕のInstagramの投稿をみて興味を持ってくれたようで、DMでメッセージをいただきまして。自分にとっても新しいチャレンジだなと思い、引き受けました。500文字くらいの記事を、月5本ペースで書いていましたね。ブローテクニックなどプロ目線の美容テクニックや、旬のおすすめカラーなども書いていましたが、その中で美容商材を紹介する記事も書いていて、その奥深さにハマっていった感じです。
-数ある商品から必要なものを見抜くコツはありますか?
自分の客層をはっきり把握し、お客さまと商品がフィットするかどうかですね。ちなみに僕は、ペルソナマーケティングを用いて自分のお客さま像を認識しています。まずは、年齢、性別、職業だけでも具現化することで、必要な商品が限定されてくるのではないでしょうか。
-豊田さんご自身が商材を知るために、どのようなことをされていますか?
「普段は何をつかっていますか?」とお客さまに直接聞いています。お客さまの日常や嗜好を知ることができるし、初めて聞いた商品があったら、その後猛烈に調べますね。自宅で使っているものと、サロンで使用した商品の特徴をそれぞれ伝えることで、お客さまも自分にマッチする商品がわかりやすくなるので、店販につながります。
-商品の説明や提案するときのポイントはありますか?
お客さまのなりたい女性像や髪質を共有した上で、本当に必要なものだけを提案することでしょうか。お客さまにとって必要なものであれば、サロンで扱っていない商品もご提案します。
店販による売上アップを狙うことよりも、お客さまが目指すキレイを実現するための情報をきちんと伝えることに重点を置いています。そのことにより信頼関係が生まれ、結果としてリピートにつながっていますね。
後は、家に帰ってから自分のことを思い出してもらえるように意識しています。例えば髪を乾かしているときに「豊田さん、こんなことを言っていたな」と思い出し、提案した商品を使って髪がきれいになったら最高ですよね?
SNSの投稿を見て、各メーカーさんからセミナーの依頼をいただくことも多くなりました。商材を通して、美容師としてのチャンスが広がると身をもって実感しています。みなさんも是非、仕事の相棒としてベストな商材と出会い、可能性を広げていただけたらと思います。
>美容商材のスペシャリスト、「豊田式、ヘアスタイル別ベストマッチ商材レシピ」をご紹介!