インバウンド、モタパンチャンネル、コスプレ、社員食堂導入まで ——話題に事欠かない、MOTAIさんの“今”を徹底分析!

 

アニメカルチャーとヘアを融合し、推し活女子から圧倒的な支持を集める原宿・竹下通りの人気サロン「sai」。オーナーのMOTAIさんは、有名サロンで培った高い技術と卓越したセンスで国内外の多くのお客さまを魅了し続けています。一方で、コスプレ営業やお客さまとのユニークな動画投稿、独自メディアの発信など、その活動は常に斬新で予測不可能…!さらに、社員食堂を導入してスタッフの健康にも配慮するなど、多角的な視点で理想のサロンをつくりあげています。今回は、そんなMOTAIさんの“今”を徹底分析しました!

 


 

髪色を再現するだけなら難しくない

 

 

編集部:MOTAIさんと言えば、アニメのキャラクターのヘアを再現するデザインカラーで知られています。そもそもどうして二次元の世界の髪色をつくることが得意になったのでしょうか?

 

MOTAI:ボーカロイドが流行り出したころだったかな? 独立する前に働いていた美容室時代から、なりたい髪型を伝えるためにイラストを持ってくるお客さまがいたんですよね。僕がアニメとかボカロが好きだったからというより、たまたまそういうお客さまが来てくれたという感じです。そこで期待に応えているうちに、デザインカラーが得意な美容師として認知されていったのかもしれないです。

 

編集部:アニメの髪を再現するのって難しくないですか?

 

 

MOTAI:もちろんアニメのキャラクターと全く同じ髪にはできないです。色だけ取り入れて、リアルでもサマになるように落とし込んでいく。色を再現するのはそこまで難しくないんですけれど、色を入れる前にブリーチが必要だということを知らない人もいるし、黒染めしたあとの髪でもできると思っている人もいるので、できることとできないことを丁寧に説明する必要がありますね。

 

あとは、ちゃんと似合わせないとウィッグをかぶっているみたいな不自然な印象になってしまうので、デザインするときはちょっと考えないといけないですね。押さえたいポイントだけ聞いて、デザインは任せてもらうことも大事かな。お客さまは髪のプロじゃないから、こうしますか? ああしますか? と聞かれても困ってしまうと思うんですよね。

 

編集部:最近はどんなオーダーが多いですか?

 

MOTAI:『【ラブライブ!スーパースター!!】』や、『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』かな。あとは、『にじさんじ』とか、『ホロライブ』も相変わらず多いですね。VTuberの髪型をしたいという人も多いですよ。

 

>フロアが外国人のお客さまだけになることも!

 

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