地方美容師必見 地方でモデハン必勝法!
それでは地方でのモデハンのコツをご紹介します!
【場所について】
結論から申し上げます。【ショッピングモールが最強】です。僕がモデハンに成功した99%はショッピングモールの中です。絶対的信頼をおいています。そして、ある程度探しているモデルさんのイメージに合った【服屋さん】周辺をうろうろすると理想のモデルさんに出会える確率がグッと上がります。僕の経験上、ショッピングモールの【2階】が狙い目です。服屋さんが多いのが2階なんです。地方で絶対的信頼をおける、【ローリーズファーム】【アースミュージック&エコロジー】【アズール】などといったトップファッションブランドが集結するのが大体【2階】なんです。
僕はよくサロンワークを終えてから速攻でショッピングモールへ向かいます。1時間くらいしかハントできませんが、それくらいでちょうどいいんです。あまり長くやってても頭がおかしくなるので。そもそも夜9時をすぎたら外に人なんか歩いていないので。どちらにしても試合終了です。
【裏技】として【店員さんに声をかける】という手もあります。こちらを実践する場合は、開店すぐか、閉店ギリギリがオススメです。なぜならば、開店すぐと閉店前はお客さんが皆無だからです。接客の邪魔をしては絶対にいけません。意外と快く話を聞いてくれます。ただこちらの裏技には難点があり、もし【断られたとき】が悲惨です。その後、そのお店の前を通るのが気まずくなり、そのお店はおろか、ショッピングモール自体来づらくなるからです。
僕はいくつか行きづらいお店があります。
辛いです。
たくさんの店員さんに声をかければかけるほどリスクは高くなるので注意です。
イメージに合うモデルさんをみつけたら
イメージ通りのカワイイモデルさんを発見!
さあ声をかけましょう!!
【ダメです!!】
すぐに声をかけてはいけません。なぜならば、【カップルできていて別行動をとっているとき】があるからです。以前に、彼氏が多少ヤンキーっぽい方で、睨まれた経験があるので、正直僕はビビっています。1人できているのを確認して声をかけることをお勧めします。(いやほんと、地方はヤンキー多いので)
僕の経験上、平日の夜は安全です。1人できている方が圧倒的に多いです。危険なのは土日です。カップル率が異常に高いので。要注意です。
【声をかけるときのコツ】
これは都会と共通だと思いますが、【スタッフの女の子】を連れていった方がいいです。男1人で声をかけると、連絡先を聞いた際に【今携帯持ってないんで】と、【嘘だろ!?】と思わざるをえない返答が返ってくることがあります。空気を読んでそれ以上は踏み込めず諦めた事が何度もあります。そもそも怪しいんです。地方で声をかけてくる男って時点で。その点、女性スタッフを連れていったときの成功率は格段に跳ね上がります。僕はよくスタッフの中島(♀)とペアでいきます。横でニコニコしてもらえるだけでOKです。
あとは誠意。
そこまできたら、あとは【絶対かわいくするのでお願いします】と誠意を伝えるだけです。ただでさえ【初めて会う怪しいやつら】に髪の毛を任せる訳なので、相当不安であることは間違いありません。お店の雰囲気だったり、以前撮ったスタイル(←これが1番効果的です!)などをみせて【僕たちは安全な美容師だよ】と全力で伝えるしかありません。
地方のモデハン文化はまだまだ乏しい。(と思う)
よく地方美容室のホームページやブログ、地域情報誌で見かける【モデルさん募集】という告知。これ、載せても絶対こないです。というか顔見ないでモデルさん決めてもダメなんじゃ…と思います。
撮影スキルに関しては、都内に比べるとまだまだレベルが低いです(自分も含めて)ホットペッパービューティーとかの上位のスタイルとか見ていると、特に思いますね。モデルさん選びから、撮り方、魅せ方、細部に至るまでとにかく上手い。結局上手くなるには【やるしかない】んですよね。
・モデル事務所がないから?
・人通りが少ないから?
・カワイイ子がいないから?
・スタジオがないから?
・地方だから?
関係ないっすね。
言い訳する前にとりあえず動いてみては?
恥ずかしいのは最初だけです。やらない方が恥ずかしいですよ!
地方にはダイヤの原石がたくさん眠っています!サロモを発掘するにはブルーオーシャンなのです!地方から“まだ見ぬ原石”を発信することこそ、地方美容師の使命かと思います。
何かのお役に立てれば幸いです。
ご清覧ありがとうございました。
- プロフィール
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ジールサロン つくば本店
副店長 藤田和彦
つくば市春日の美容室ジールサロン勤務。
現在副店長として活躍中。
素早く正確なカットには定評があり、多くのお客さまに支持されている。
“お客さまに必要とされる美容師”をモットーに日々精進中。ブログ効果で最近ちょっとだけつくばの有名人。
ブログURL:http://kazuhiko-fujita.com
(文/藤田和彦)
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