最速デビュー! ロケットスターター美容師 Violet編 半年遅れの入社にもかかわらず最速記録更新&デビュー2カ月で2列営業に! Violet`jem RIO
1カ月の綿密計画を立てながら、先輩に細かく見てもらいアドバイスを受ける
編集部:具体的にどうやってカリキュラムを進めたんですか?
RIO:入社したときに一人ひとり「成長ノート」が配られるんです。そのノートを活用して、1カ月ごとの予定を立てて技術習得をしました。カリキュラムごとのチェックは、自分のタイミングで先輩に頼んで見てもらうのですが、いつ何を練習して、そのチェックをいつ受けるのか、そして受からなかった場合の予備日まで決めていました。
編集部:すごく計画的ですね。そのノートは全員使うんですか?
RIO:使う使わないは本人の自由です。ただ、私はみんなより遅れてたので使えるものはなんでも使ってみようと思って。あとは、自分だけで練習を進めるのではなく、とにかく先輩に見てもらうようにしていました。
編集部:先輩が忙しそうだから、と遠慮してしまうアシスタントさんは多そうですが……。
RIO:そうなんですよ! みんな遠慮して、本当に受かる状態になってから見てもらうことが多いんですよね。ただ、私はやみくもに練習するよりまずアドバイスをもらいたかったので、積極的に交渉していました。コツは、「絶対に1回で受かるので、まずは見てください!」とお願いすること。そして、ウィッグだったら、先輩が出勤してくるまでに完成させておいて、仕上がりだけでも見てもらえるようにするとか工夫していました。 先輩からもらったアドバイスは必ずメモをしておいて、自分で練習するときは必ずそれを振り返って気をつけながら練習するようにしていました。
薬剤の選定も、先輩から言われた通りにやるだけではなく、なぜその配合になるのかをサロンワーク中に質問して、自分の頭で考えるようにしていました。
編集部:カリキュラムはどれくらいあるんですか?
RIO:Violetは全部で90項目近いカリキュラムがあります。例えばパーマだったらウィッグで5種類のスタイルが受かったら次は人頭で5種類……という感じで全部のスタイルがウィッグと人頭2段構成になっています。Violetは特定の技術やスタイルだけで打ち出すのではなく、女性像を大事にしているので、すべての技術を習得する必要があります。おおよそのカリキュラムとしてはご案内、シャンプー、カラー、ブロー、パーマ、ストレートパーマ、カットという順番で進んでいきます。
編集部:カリキュラムのどの時点で、同期に追いつきましたか?
RIO:ストレートパーマのときですね。入社して1年半くらいの頃だったと思います。
編集部:デビューはどうやって決まるのでしょう?
RIO:ウィッグのカットと人頭のカット5種類に合格したあとに、最終チェックが5回あるんです。それぞれカウンセリングから仕上げまで1時間付きっきり試験官のチェックを受けて、すべて合格したらスタイリストデビューです。当時、この銀座の店舗がオープンしたばかりで女性スタイリストを増やしたいというのもあって、周りの先輩がたもすごくバックアップしてくれて。少しでも時間が空いたら営業中にモデルを入れまくって、練習していました。人頭カット5種類と最後のテスト5回を、1カ月でやったんですよ。過去最高に練習していた時期でした。
編集部:期待に応えたいという気持ちもあったんですね。最後のチェックは何でしたか?
RIO:韓国風のレイヤースタイルでした。最後のチェックがちょうど社長だったのですが、私のことを滅多に褒めない社長に、「売れるスタイリストになるよ」と言ってもらえたことがすごく印象に残っています。
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