【Z世代対談・後編】miKa×向田夏希×mitsukiが明かす、アイデアの源泉。自分の“好き”や”こだわり”を追求して育ったオリジナリティに迫った、超貴重なガールズトーク！
トレンドとの向き合い方と感性の磨き方を赤裸々に語ります！
——トレンドの情報は、どんな風にキャッチしていますか？
mitsuki：うちのサロンはアパレルを扱っているので、次のシーズンのルックをいち早く見ることができるんです。アパレルのスタッフに同行して、展示会やコレクションにも行ったりしますし。ファッションからヘアのトレンドが決まるので、流行りの素材や形を見て、オーナーが次のトレンドヘアをキャッチして。それをスタッフに落とし込んで発信したりしています。
向田：トレンドかー。私の場合は、あえて集めるという感覚はないですね。
miKa：私も、今流行っているものには興味がなくて。自分が好きなファッションを含めてトータルで提案しているだけで、SNSでも常に”今”の気分を発信しています。それがトレンドっぽく見えてるのかな？と。普通にライフスタイルやファッションを発信しているだけなんですけど、今は自分達が発信源なので、それがトレンドだと思ってくださる方が多いんです。
mitsuki：miKaが発信する可愛いものは本当に可愛いので、それはすごく伝わります。
向田：確かに。
miKa：とくに私の場合は名古屋にそう思ってくれる方が多いようで、名古屋でのセミナーの依頼をよくいただくんですよね。そういう、自分をトレンドの発信源にしていくような部分は、SHIMA時代に習得した自己プロデュース力が大きいかなって。自分の”好き”をどんどん落とし込んで、自らを商品化していくんですよ。例えば、私は韓国の音楽が好きなんですが、いわゆる韓国らしいヘアは自分のスタイルとは少し違うなと思って。レトロっぽい古着も好きだったから、それをmixして発信していました。自分の好きを詰め込んで、ヘアで表現するんです。服は、mitsukiのサロンで買ったりもしていますよ。
向田：うちは、代表の影響が強いかも。衣装探しでは自分では手を出しにくいようなハイブランドのお店にも行くので、自然と情報が入ってきますよね。それで、考える機会が増えている気がします。
私自身も撮影やセミナーが多くなってきたので、衣装探しでお店を巡るようになりました。服のイメージをピンタレストで探すときもありますね。営業後とかカラーの放置中とか、息をするように携帯でチェックしています（笑）。アイデアの源泉として、街で見かけたポスターを撮って記録することもあります。
mitsuki：感性を磨くという部分では、私は旅行も好きですね。海や山など自然が多い場所にも行きますし、コロナ前は海外にもよく行っていました。アートも好きなので美術館にも足を運びます。
向田：そのイメージあるわー。
miKa：mitsukiはよく旅行に行ってるよね。私も田舎に行きたいな。
Z世代向けアプリ《QJ LIKE》で、最新のトレンドをチェック！
——トレンドについてお話を伺ったところで、前編でもご紹介したZ世代の美容師向けアプリ《QJ LIKE》のトレンドランキングについて、ぜひ感想を聞かせてください。
美容師さんがSNSで使っているハッシュタグで反応がいいものが、ランキング形式で出るのが「タグトレンド」です。さらに、タグセット機能ではランキングに入っているハッシュタグをワンタップで入力できるようになっています！
mitsuki：すごい、こういう形でトレンドを知ることってないですし、使ったことのないタグも多いです。
miKa：えー、ハッシュタグの入力もできるんですか？
向田：ここに出てくるタグをタップするだけで、勝手に入力してくれるんだ。しかも同じタグをもう1回タップしたら消えるようになってるし、抜かりないですね（笑）
mitsuki：なるほど、タイトルをつけてタグセットを保存しておけば、コピペして普段の投稿に使えるんですね。
miKa：王道のハッシュタグがここで分かるのも便利だね。
ランキングに入っているトレンドのタグがワンタップで入力できるタグセット機能
向田：インスタの使い始めは、ハッシュタグが大事だからまずは入れておいたほうがいいしね。みんな最初はそこから始まるよね。
mitsuki：しかも、ランキングは毎日更新されるんだって。
miKa&向田：すごーい！
——なかなか便利に使っていただけますので、ぜひご活用いただけると嬉しいです。本日は、貴重なお時間をありがとうございました！
Ｚ世代の3人も驚きの美容師専用アプリ《QJ LIKE》
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プロフィール
向田夏希（むかいだなつき）／『iro.』スタイリスト
山形県出身。日本美容専門学校卒業。新卒で都内の有名デザインサロンに就職。アシスタントを経て、『iro.』のオープニングスタッフに参加。今年8月にスタイリストデビューを果たし、ハイトーンカラーで人気を集めている。フォロワー4.2万人。
Instagram：@nacchimukaida
mitsuki（朝日美月祈）／『jurk』スタイリスト
茨城県出身。日本美容専門学校を卒業後、都内有名店1店舗を経て名古屋の『jurk』に入社。昨年1月、表参道に『jurk tokyo』が出店したタイミングで帰京。デザインカラーとイベントのヘアセットを強みに、人とかぶらないスタイルで多数の顧客を抱える人気スタイリスト。フォロワー3.4万人。
Instagram：@mitsuki_jurk
miKa（みか）／『hodos』スタイリスト
東京都出身。日本美容専門学校卒業。都内有名美容室を経て、2020年『hodos』のオープニングスタッフとして参加。デザインカラーを得意とし、オシャレ女子の支持を集める。Instagramのスタイルが参考になると美容師からの注目度も高く、現在のフォロワー数は6.7万人。
Instagram：@isdmika
（文/ 織田みゆき photo/松林真幸）
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