【Z世代対談・後編】miKa×向田夏希×mitsukiが明かす、アイデアの源泉。自分の“好き”や”こだわり”を追求して育ったオリジナリティに迫った、超貴重なガールズトーク!
同じ専門学校の同級生という『iro.』の向田夏希さん、『jurk』のmitsukiさん、そして『hodos』のmiKa さんは、”アイコニック”な存在として注目を集めるZ世代美容師。独自の世界観が光る3人は、10代から40代のイケママまで幅広い年代のお客さまに支持される若きカリスマ。そんな彼女たちにお集まりいただき、対談形式でリアルトーク。
後編では、トレンドの掴み方やサロンワークで大切にしていることなどを語ってくれました。ラストにZ世代向けアプリ《QJ LIKE》も体験し、感想も伺ったのでぜひチェックしてみてください。 >>前編はこちら
私たちが普段のサロンワークで、意識して大切にしていること
——サロンワークでは、どんなことに注力していますか?
miKa:うーん、なんだろう。“コミュニケーション”かな。来店してもらったお客さまと、直接コミュニケーションをとることを大切にしていますね。私は長い文章を書くのが得意ではないし、SNSで情報を出しすぎるのもつまらないなと個人的に思っているので、実際にサロンで会って自分を知ってもらうほうが面白いかなと思っていて。サロンでお客さまとの会話を楽しんでいます。
向田:意識していること…私は“提案”かな。私のお客さまはわりと、色だけを決めてふんわりしたオーダーで来られる方が多いんです。なので、がっつり前髪を作ったりしてお客さまの想像を超えて印象を変えることで、パッと心を掴むようにしています。髪型を大きく変えなくても出来ることはあって、お客さまからの注文をベースにちょっとしたニュアンスをプラスして、イメージを変えてあげるんです。そうするとお客さまが友達から褒められたりして、結構喜んでもらえるんですよね。
mitsuki:うちは同じフロアにアパレルやネイルサロンもあって、ファッションが好きな方や新しさを求められる方が多く来店されるので、その方たちの期待を超えるデザイン提案を意識しています。お客さまのファッションやライフスタイルなどを考慮しながら、ファッションとヘアがチグハグにならない新しい提案を心がけていますね。
向田:バランスは大事だよね。あとは、今できる自分のマックスを常にやっていく、という感じかな。
mitsuki:私、いろんな経験をしたいと思っているんですよ。昨年はサロンワークを100%でやって、それとは別にコンテストとか業界誌も担当させていただきましたが、将来的には自分の美容師人生の幅を広げるために、ワーホリにも行きたいです。
miKa:ワーホリいいね。プライベートをどう過ごすか、ということも大切にしたいですね。丁寧な暮らしをしたい。私が何のために働いているのかというと、普通にいいところに住みたいし、親孝行もしたいから、という理由が大きくて。もちろん美容は大好きだし、今のペースを崩さずに上を目指しつつ、プライベートも充実させたいです。
mitsuki:プライベート大事です!メリハリが大切。働くのは好きですし、ギュッと詰め込む時期があるのはいいんですけど、そのあとにはちゃんと休息が欲しいですね。
それにプライベートも仕事に繋がるので、そこをおろそかにしちゃうともったいないなと思って。いろんな趣味を楽しんでいれば、そこに共感してくださるお客さまもいるので。
向田:私の場合は、お休みはあってもなくてもどちらでもいいタイプ。動いてないとダメなんですよね。今年は夏休みを一週間もらったんですけど、すごく長く感じちゃいました。休んでいても仕事のことを考えるタイプなんですよ。美容師の仕事が楽しいから、仕事が趣味で遊びみたいな感覚です。一番仕事だと思っているのは、インスタかも(笑)。あ、やらなきゃ!今日が終わるぞ!って。
mitsuki&miKa:(笑)
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