【Z世代対談・前編】新時代は私たちが作る!独自センスで魅了するインフルエンサー女性美容師のリアルトーク

 

次の時代をリードするZ 世代美容師の中で、”アイコニック”な存在として注目を集めている『iro.』の向田夏希さん、『jurk』のmitsukiさん、そして『hodos』のmiKa さん。同じ専門学校の同級生という間柄ですが、親交を深めるようになったのは美容師になってからだそう。作るヘアスタイルはもちろん、ファッションのセンスが光る高感度な3人が、忙しい合間をぬって座談会を敢行!

普段どんな風にSNSを使ってる?仕事の向き合い方は?お互いをどう高めあってる?など、いろいろなテーマで語っていただきました。Z世代向けアプリ《QJ LIKE》への感想も含め、リアルトークを前編・後編でお届けします。

 


 

境遇の共通項が多く、より親密に。SNSを活用して情報交換も

 

(左からmiKaさん、向田さん、mitsukiさん)

 

——皆さんは、専門時代はクラスが違ったんですよね?

 

mitsuki:そうなんです。でも二人はすごい存在感で、入学式から一際目立っていて。おしゃれな人と関わりたいと思っていたので、話してみたいなと思っていました。

 

向田:いや、mitsukiも目立ってたし、miKaはさらに目立ってた(笑)。

 

miKa:当時はショートだったからね。

 

mitsuki:そう、ベリーショートで。クラスが違ったので話す機会はあまりなかったけど、見かけたら言葉を交わすような関係でした。二人ともコンテストで1位とか取っていたし、すごい人たちだなーって思ってましたね。

 

miKa:3人で関わることが増えたのは、美容師になってからだよね。

 

向田:そうだね。みんな最初に大手に入って、そのあと転職したんですけど、その境遇が似ていたこともあって。

 

mitsuki:独自のスタイルを確立した頃から、情報交換するようになったんです。二人とも技術が上手なので、自分に落とし込める要素を吸収させてもらっています。会ったときにヘアの共有をしたり、コンセプトを聞いたり。miKaは職場がすごく近いので、営業後にネイルでうちによく来てくれて、そのときに話したりもします。

 

miKa:カラー剤なに使ってる?とか、最近なにがきてる?とか、私もよく聞いてますね。営業後にmitsukiとラーメンを食べに行ったりもしています(笑)。

 

向田:お互いにインスタをチェックしているので、どうやってこの色を入れているんだ?とか、見ていて気になることは多いです。mitsukiはヘアセットを発信しているから、「これやばっ」みたいな、驚かされる写真があります。

 

miKa:mitsukiは本当にセットがうまいよね。可愛いし。

 

 

mitsuki:ありがとうございます。私もお客さんとして『iro.』に行くし、『hodos』に行ってmiKaにカラーをしてもらうこともあるんですけど、毎回すごいなーと思って勉強させてもらってます。使っている薬剤やプロセスも全然違うから、技術が気になりすぎて施術中もずっと見ちゃいますね。

 

miKa:インスタでDMしたりストーリーズに返信したりで、なんだかんだコミュニケーションは結構とっています。

 

mitsuki:モチベーションを上げたいので、頑張っている同世代といろいろ話したいという気持ちも強いんですよね。

 

向田:確かに。モチベーションは上げたいよね。私は二人より露出が後発な感じがしているから、同級生の二人が頑張ってると、やらなきゃ!といい影響を及ぼされています(笑)。

 

自己流でそれぞれインスタに取り組み、数万のフォロワーを獲得

 

——皆さんインスタのフォロワー数がかなり多いですが、SNSとはどのように向き合っていますか?

 

向田:私は機械オンチなので、音楽のつけ方もいまだに分からなかったりするんですけど(笑)、二人はスタートがめっちゃ早かったよね。

 

 

mitsuki:私が本気で始めたのは美容師2年目で、ヘアアレンジで初めてバズって。そこに需要があるのが分かったので、そこから成人式などのイベントとからめてヘアセットなどを打ち出したら、見てくれる人が増えてきたんです。やっていくうちに数字が伸びるタイミングが分かってきた感じですね。当時は名古屋のお店だったので、こちらに移ってからは東京で見てくれる方をまた増やして、という感じです。ヘアセットは伸びやすいんですよ。なので、アシスタントや女性美容師さんで興味がある方は、ぜひやってみてほしいなと思います。

 

向田:ヘアセットはやっていても可愛いし、変わっていく形が楽しいというのもあるよね。

 

mitsuki:そうなんです。あと、そこで信頼をつかめば普通に顧客になってもらえるので、いいチャンスにもなるんですよ。

 

向田:ハイトーンとセットは最強だね、リターンにも繋げられるし。私はフォロワー900人からのスタートで、1日3投稿をバズるまで毎日続けました。継続って意外とみんなできない所だと思うんですけど、”育成ゲーム”みたいな感じで3投稿していれば、地道に伸び続けますよ。

3000くらいの土台を作っておくとバズったときに伸びやすくもなるので。やればやるほどクオリティは上がっていくから、技術練習と同じですね。一昨年の春くらいに初めてのバズがきて、そこから今は4万人超えなので、大きく育ちました。

 

miKa:私は前職のSHIMA時代に、フォルムのバランスの練習をたくさんやったんですよ。そこで鍛えられて今があると思っていて、バランス感覚が培われたんでしょうね。写真を撮った瞬間に「これは伸びるな」というのがわかります。お客さまのファッションによって撮る場所や撮り方も変えていて、背景や人も見ますけど基本は毛の動きを見て、数もたくさたくさん撮ります。ストレートより、自分でスタイリングしたヘア写真が伸びやすいですね。

 

 

mitsuki:miKaは写真派だよね。なんでリールはやらないの?

 

miKa:写真が好きなんですよ。一枚でトータルで決まってる感じが好きで。

 

mitsuki :私も写真の方が多いです。たまにリールもやるけど得意じゃないから、みんな編集が上手だなと思って見ていて。

 

向田:私はリール派だけど、編集なんてやったことない(笑)。一発撮りで撮ってもらって、一部をカットして使っているんです。写真より時間がかからないから、個人的にはそこが魅力かも。写真だと、ちょっとした毛が気になるとボツになってしまうので。

 

>発信するスタイルは、バズりよりも自分のこだわりを優先したい

 

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