SNSが欠かせなくなった現代では、トレンドの変化もどんどん加速中。

今回は、そんな時代に人気サロンで活躍する、SNS強者の若手スタッフが大集合！

カウンセリング動画の先駆けでYouTuberやTikTokerとしても人気の MINX 花岡瑠斗さん、ショートヘアの実用的な投稿で人気を博し、メディアの仕事も担当するGARDEN雲林院優（うじい ゆう）さん、半年間でフォロワーを19万人以上も伸ばしたALBUM大桃シオンさんの3人に、トレンドの集め方やSNSの取り組み方について話していただきました。

最後には、リクエストQJからリリースされた美容師専用アプリ《QJ LIKE》も試していただいた、盛りだくさんの企画です。

Instagramを始めたばかりで、どのようにトレンドをキャッチしてよいか悩んでいる若手美容師さんはぜひ参考にしてください。

プロフィール

MINX shibuya smart salon／店長 ディレクター

花岡瑠斗（はなおか りゅうと）

1997年生まれ、神奈川県出身。原宿ベルエポック美容専門学校を卒業後、『MINX』入社。アシスタント時代からSNSでインナーカラーとイヤリングカラーを発信し、多数の顧客を獲得。2021年8月にデビューし、その4ヵ月後に社内最速でディレクター昇格した若手実力派。

Instagram：@ryuto_1026

GARDEN omotesando／トップスタイリスト

雲林院優（うじい ゆう）

鹿児島県出身。鹿児島レディスカレッジ卒業後、GARDENに入社。銀座エリアの店舗でアシスタント時代を過ごし、表参道店でデビューする。女性ならではの目線を生かしたハンサムショートが人気を集める。4月から産休予定。

Instagram：＠uji_garden

ALBUM shibuya／トップスタイリスト

大桃シオン

新潟県出身。新潟理容美容専門学校卒業後、ALBUMに入社。1年でスタイリストデビューを果たす。Instagramではヘアアレンジ動画をメインに発信し、フォロワー数はわずか半年で20万人近く増加した。透明感のあるナチュラルなスタイルを得意としている。2022年7月に副店長に就任。

Instagram：＠album_shion

最新のトレンド情報をInstagramから得るための“検索方法”とは？

編集部：早速ですがみなさん、普段はどういったところからトレンドの情報を集めていますか？

花岡：僕は、インスタやPinterestを使うことが多いですね。

雲林院・大桃：同じですね。SNSで言うと、TikTokは情報を集めるという目的で見ることはあまりないかもしれないです。

花岡：僕はTikTokerでもあるので（笑）、TikTokも見ますね。美容の、というよりは世の中の流行を知るという点では結構いいと思いますよ。でも、割合として一番多いのはインスタです。

雲林院：美容系は、やっぱりインスタと相性がいい感じがしますよね。発信している人も多いので。

編集部：やっぱりみなさんインスタを使われるんですね。具体的には、どういったことを調べますか？

雲林院：私は、自分がショートを打ち出しているので、同じようにショートヘアでバズっている人たちを見ますね。シオンちゃんは、ヘアアレンジをインスタによく載せているので、他の人のヘアアレンジもやっぱり見ますよね？

大桃：そうですね！伸びている人の投稿は、意識してチェックします。

雲林院：お二人のサロンは、そういうトレンドの情報を社内で共有する場ってありますか？

花岡：MINXは、社内でトレンド勉強会というのがあるんですよ。そこでずっと言われてきた法則などもあって、若い子たちの間で流行っているものは、常に注目するようにしています。

大桃：へー、そうなんですね！　ALBUMは会社全体でトレンドを共有、勉強するというよりは、自分でリサーチすることが多いです。私は、HairInfoの美容室・美容師ランキングで上位にランクインしている美容師さんを見て、今何が流行っているのかをチェックしています。GARDENさんではどうですか？

雲林院：うちも、トレンドは自分でリサーチすることが多いですね。ただ、スタッフ同士での情報交換は頻繁にしています。今この瞬間に何がバズっているのか、営業中のバックヤードでもすぐに話が出ますね。あと、フォロワーの伸ばし方や自分がバズる方法については、インスタが得意なスタッフが中心になって共有されることもあります。

編集部：SNSに強いサロンさん同士でも、やっぱりそれぞれに特色がありますね。では、最新トレンドをキャッチするのにオススメの検索方法などはありますか？

花岡：僕はインスタで「韓国女優」のハッシュタグで検索することが多いですね。ハングルではなく、日本語表記のタグです。そうすると日本人が憧れている韓国女優がたくさん出てくるので、若者の流行を近道して知ることができる気がします。

その中で気になるものは保存、特に忘れたくないものはスクショして保存しています。

大桃：私は、自ら検索するというより「おすすめ」に出てくるものを見て完結するタイプかもしれません。今はもう、おすすめに自分に必要なものがすべて出てきている感じがするんですよね。おすすめされた投稿に使われているタグの中から、気になるものに飛ぶことは多いです。

＞お客さまが「こうなりたい」と見せてくれるインフルエンサーは必ずチェック！