#韓国ヘア AFLOAT D’L 長田隆聖さん ＃♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人 アプリQJ LIKE特別編
ショート動画で1カ月1万人フォロワーが増える一方、想定外の出来事も……
――今までで最もバズった投稿はどんなものでしょうか？
昨年の5月、マスクの着用が少し緩くなった時期に撮ったリールが237万回再生されたのは大きかったですね。3〜5秒のショート動画が流行っていた時期のもので、ピッタリと時流に乗ったのと、世の中の「そろそろマスクをしない生活が戻ってくるかも」という雰囲気にも合っていたんだと思います。
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これをきっかけに、2000〜3000人だったフォロワーが1日400人ずつくらい増えて、1カ月で1万人を超えました。これは、撮影現場でモデルさんが「今は、3秒くらいのショート動画がバズるんだよ」と話していたのを聞いて試しにやってみたんです。Instagramでのトレンドを知ったら、なるべく早く自分も行動に移してみる、というのは大事なポイントだな、と思った出来事でした。
――スピード感も大事なんですね。SNSは、もともと集客を意識して始めたんですか？
そうです。ただ、僕はもともとすごく面倒くさがりで、Instagramもそんなに情熱を持って取り組んでいたわけではないんですよ。面倒だなと思いながらも続けていたら、バズった投稿が生まれてフォロワー数が伸びたのですが、そこでようやく「続ける意味があったんだな、これからも続けたいな」という気持ちになることができたんです。
そしてその結果、Instagramで集客に成功したのは確かなのですが…。一方で、一つ想定していなかったことが起こったんですよ。＃韓国ヘアというのが、あまりにも大きなトレンドだったので、僕が考えていた以上に幅広い年代のお客さまを担当することになったんです。デビューしたばかりのタイミングだったので、年代も髪質もバラバラのお客さまに対して、正直、技術が追いつかない場面もありました。
ただ、その頃必死でたくさんの髪質のお客さまを担当したおかげで、今はどんなくせ毛の方のスタイル作りもできるようになったんですよね。僕は、細かくお客さまのペルソナを設定してSNSを運用するタイプではなかったので、こんな想定外のことも起こりましたが、今では貴重な経験になったと思っています。
面倒くさがりでもバズれる！ ハードルが下がる投稿の仕方とは？
――長田さんは実はSNSは苦手だったということですが、同じようにちょっと面倒だなと思っている人がInstagramを始めるコツはありますか？
いろいろありますよ！ 本当に面倒だという人はまず、インスタに上げる写真を1枚だけ編集してください。そして次の日にその写真にキャプションをつけて投稿してください。キャプションにこだわると一気にハードルが上がってしまうので、トレンドのハッシュタグを適宜つけて投稿すればOKです。
それこそ、ChatGPTにトレンドのスタイルを教えてもらってそれをコピペするだけでもいいくらいです。投稿にこだわりを持ち始めると、いつまでも始められませんし、みなさん、こだわりは技術面で発揮していると思うので、投稿はあまりこだわらず始めるのが一番だと思います。
――アプリ《QJ LIKE》も、「Instagramを始めるけど、何をやったらいいのかわからない」という若手美容師さんのためのアプリになっています。今、美容師さんの使っているハッシュタグで「いいね」やコメントが多いものがランキングで見られるようになっているんです。
リアルに反応があるものがわかるんですね。めちゃくちゃいいじゃないですか！ ランキングはどれくらいで切り替わるんですか？
――1日1回です。先ほどハッシュタグのお話しもありましたが、タグセットという機能を使うと、トレンドのハッシュタグをワンタップ入力で組み合わせて、保存しておくこともできるんです。投稿するときにコピペするだけでOKなんですよ。
まさしく僕のようにSNSが苦手な人間向けのアプリですね！ キャプションの文章まで考えてくれればもっと嬉しいです（笑）。
――アプリでは、今日取材させていただいた記事も読むことができるようになっています！
そうなんですね。これは美容師さんだけでなく、美容専門学校生にも使ってほしいアプリですね。今は情報がすごく溢れていて、それを自分で取捨選択するのはとても大変です。
僕が専門学校生だったときは、有名美容師さんって一部の大物に限られていましたが、今はいろんなジャンルで活躍している人がたくさんいらっしゃいます。そんな人たちの記事が逐一読めるのは、とても勉強になると思います。
――そんな風に言っていただけてうれしいです。
美容学生のうちにSNSに慣れておくという意味でも、いいかもしれませんね。
僕、実は、セミナーなどではよく「SNSは別にやらなくていいですよ」と学生に話すんです。それは、SNSに注力するあまり、本当に自分がやりたいことを見失ってほしくないから。SNSに上げてバズることを目的にするのではなく、自分の好きなことを追求する一つのツールであってほしいんです。
一方で、フォロワー数が伸びれば自分のやりたい仕事に繋がったり、新しい働き方を見つけられる可能性もあります。
「やらなきゃ」と義務感を感じている人は、「やらなくてもいいけど、やると自分が得するかも」くらいの気持ちで取り組むのがいいのかもしれませんね。なので、こういう便利なアプリの力を借りるのも一つの良い手段だと思います。
――ぜひそういった形でみなさんに活用いただけると嬉しいです。本日はありがとうございました！
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- プロフィール
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AFLOAT D'L／ヘアクリエイター・ヘアメイク
長田 隆聖（おさだ りゅうせい）
埼玉県出身。高山美容専門学校卒業後、AFLOATに入社。代表・宮村浩気氏のアシスタントを務めるなどめきめきと頭角を現し、デビュー後は韓国ヘアなどのフェミニンなスタイルで顧客の支持を集める。雑誌やショーなど各メディアでヘアメイクとしても活躍中。
Instagram：＠ryusei.osada
（文/須川奈津江 photo/松林真幸）
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