数百人を就職させた就職エージェントアドバイザーが教える【美容師の履歴書】
Poiut.4 最重要! 志望動機欄・自己PR欄を攻略すれば+αの合格が見える
ステップアップのための就職・転職がしたければ、いかに自己PRができるかが大切です。1行で終わるなんてことをせず目いっぱい自分を売り込んでください。自己PRこそ具体性が必要です。“努力家です”“がんばります”“明るいです”だけでは何も伝わりません。必須記載ポイントをたどれば必然的に具体的になりますよ。
必須記載ポイントは4つ
・得意な技術や役割
・上記を得るためにどんな努力をしたか
・具体的な成果(数字)
・それをサロンでどう発揮するか
得意な技術や役割は沢山書きたいかもしれませんが書きすぎるとぼやけます。本当に得意なことに絞って書きましょう。アシスタントさんでもシャンプーが得意、店販が得意など書けることがあるはずです。
得意な技術や役割を得るためにした努力については“がんばりました”で伝わりません。“月に30体ウィッグを切って練習しました”“ワインディングコンテストに向けて毎日朝晩タイムを計って練習しました”というような具体的さが必要です。
また、ただ得意というのではなく、カラーが得意な結果、“月の集客が何名でリピート率が何%”など結果についても数字で目に見えることを書きましょう。
最後に、その力をサロンで発揮する、より成長する、売り上げに貢献するということを表明してください。サロンの方向性と得意なことがちぐはぐにならないように調整することも大切です。
Poiut.5 資格・趣味特技・本人希望欄
添削をすると空欄が多いのがこの欄。合否に関係ないと思いがちですが大間違いです。また、ただの空欄は“指示を読み取れない人”と取られる場合もあります。これらの欄でもしっかりアピールをしていきましょう。
ポイントは3つ
・資格は合否の左右もありうる
・趣味・特技は正直に。でもかならず何かしらは書く
・履歴書に空欄はない。本当にないときは「特になし」と書く
資格の欄で直接的に有用なのは“着付け”“ネイル”“メイク”など。合否に直結する可能性もあります。また、全く関係のない資格でも面接時の話のきっかけになることもあるので、書いておいても良いでしょう。
趣味・特技は何かしら書きたいところ。その人に人間性を知るきっかけにもなります。あまり趣味がなく映画や読書など無難なことを書く場合にも、「最近読んだ本は?」「一番好きな映画は?」ぐらいの質問には答えられるようにしておきましょう。
本人希望欄は休日や給与など特に希望がある場合には記載します。ない場合、募集要項通りでよい場合は「御社の規定に従います。」や「特になし」と記載しておきましょう。
履歴書に漠然と苦手意識を持つ美容師さんは多いと思います。でも書くポイントがはっきりすれば意外とスムーズに書けるはずです。きちんと書くことで転職を有利にしましょう。
それでも自信のない人はリクエストQJエージェントのアドバイザーに頼ってください。履歴書の添削から給与の交渉までしっかりサポートしますよ!
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