【読者プレゼント企画】京極琉の超豪華ルビーを埋め込んだハサミ。全個室VIP専門サロンから続々話題の新商品レポート
ようやく本題!京極さんの「美容師のハサミ」
トカジ:これはなんですか?(机の上の白い箱を指差して)
京極:京極琉のパンドラの箱です。実は、これはシザーケース。主にサロンワーク用の6丁が入っています。本当はもっとハサミを持っているんですけど、このケースには6丁しか入らないから、今のところは6丁に限定しています。
トカジ:赤という色も珍しいと思いますが、赤にした理由は?
京極:赤はエナジーを与えるため。ゴールドは、モテと金運。美容師が、髪に対する思いをハサミに込めることによって、お客さまも髪から感じてもらえると思うんですよ。道具にも気持ちを込めることは大事ですね。本気でその人の人生をよくしたい、幸せにしたい、キレイにしたいという思いを込めていつもカットしています。ハサミは自分の分身だと思う。いかに自分のパフォーマンスを手先だけで表現するかという意味でも、絶対に必要なもの、一番こだわっているものです。
トカジ:ヘアカラーのイメージが強い京極さんにとっても、美容師のハサミには特別な思いがあるんですね。
京極:ハサミの切り口によって髪の断面が変わってくるから。そうなってくると手触りも違うし、ツヤ感も違う。例えば日本料理の寿司もそうですよね。いい包丁を使うことで、魚の鮮度も保ち、旨味を最大限に引き出すことができるし、食感や口あたりも変わる。そういうのと一緒で、刃は鮮度をキープするためにベストな切れ味を維持する必要があると思っています。自分が一流を目指すなら、一流の道具を揃えることが近道だと思います。
- プロフィール
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京極琉(きょうごくりゅう)
1994年生まれ。上海出身。12歳で来日し、それ以来東京で暮らす。国際理容美容専門学校夜間課程入学と同時に美容室でアルバイトを開始。2016年、ロンドン留学中、現地アーティストと作品撮影に取り組む。2017年7月、東京・赤坂に「Salon Ryu」オープン。オンラインアカデミー主宰、ヘアカラープロダクツKYOGOKU PROFESSHIONAL代表として先進的なカラー商材も考案。現在26歳。
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トカジ ショウタ
美容学校卒業後、GARDENに入社。現在、武蔵小杉のNEUTRAL DOORで週1日ペースで美容師をしながら、動画クリエイターとして活動中。最近ではドローン撮影技術も習得。美容メーカーやメディアを拠点に、美容業界の新たなポジションを確立中。
インスタグラム:tototokaji