「七つ葉」×「KIDS」業界大注目のオンラインサロンがコラボ! 新しいタイプのフォトコンテストの行方とは?
写真自体のおしゃれさを審査するキーワードが「dress」だった
――テーマが「dress」ということなのですが、どんな意味を込めたのでしょうか。
磯田:コンテストに出すスタイルを作るとなると、みんな身構えてしまって、いつも作っているスタイルとは違うものを作っちゃったりするんですよね。そうではなくて、もっとおしゃれでファッションとリンクさせてスタイルを作ってほしかったんです。僕たち3人はスタイルを作る上で、トータルでプロデュースすることを意識しています。ヘアとファッションがリンクしていないと、という思いがあったので。「衣装」や「ファッション」とも繋がりのある「ドレス」というテーマにしました。
――実際にどれくらいの応募数が集まったのでしょうか。
沢井:2000弱くらいですね。同じ人が10作品出していたりもするのですが。
――すごい数の応募数ですね! それぞれの受賞作品を発表する前に、コンテスト全体を通しての総評をお聞かせいただけますか。
沢井:作品を見て、改めて「自分はこういうのが好きなんだな」と感じました。モデルとヘアスタイルが良いのはもちろん、ファッションにも繋がりがあるからこそ、写真としての統一感が生まれます。あとは、やっぱり髪の毛は作り込んでいない方がいいですね。作り込むのは案外簡単なので、ちゃんと崩れている日常の一枚のハイクオリティというのが理想的です。女性像や光の当たり方も踏まえた上で、背景の壁が可愛かったり風景が良かったり。逆に、背景が白だと、モデルさんのファッションが目立つバランスが絶妙なもの、シンプルなヘアだけど、細部にデザインがあるものに心惹かれました。
磯田:作品がものすごい数なので、オーナーから美容学生まで、かなり年齢層が幅広いコンテストになったのですが、美容学生など、キャリアがまだない人も参加できたことがすごく素敵だなと感じました。
コンテストになると、過去の受賞作品を参考に作品作りをするため、構図も似たものになってしまうことに加えて、今はSNSでの発信も多いので、似たりよったりのものになってしまって写真で差別化するのってすごく難しいと思います。でも、今回の「dress」に関しては、「こんなおしゃれな撮り方があるんだ」と思えるような新しい構図や撮り方、アレンジをたくさん見ることができました。ハッシュタグで随時発表できるので、サロンメンバーたちは常時、ライバルのスタイルが見れる状態。だから、競争意識が生まれるし、なおかつヒントになるスタイルがすごく多かったのではないでしょうか。僕自身も、学びがたくさんありました。
伊藤:ハッシュタグを見るとバックショットやヘアカラーも普通に上がっていて、みんな気軽に取り組むことができたのかな、と思いました。僕のオンラインサロンには、審査対象ではないにもかかわらず、「dress」をテーマにしたムービーを自主的に作って送ってれた人が何人かいて、制作意欲も刺激できたのかなと感じましたね。そういう意味では、1回で終わらずに2回3回やっても面白いかなと思いました。
――オンラインサロンでは今後どのような取り組みをしていきたいとお考えですか?
磯田:沢井さんとは、ライブを強めたいという話をしています。今は、コロナの影響でリアルでのセミナーもないので、みんなオンライン上で学ぶ習慣がついてきていますよね。僕たちもオンライン上で視聴者参加型のライブをしたいです。その中では、僕たちのような若手経営者が何を考えているのかを伝えられたらと考えています。
沢井:本当は、デザインのことについて学ぶオフラインの会もやりたいよね。実際にサロンメンバーと会ったり話したりしてみたいです。
伊藤:僕もオフラインはやりたいなと思っていて。コロナの影響を見つつですが、サロンのメンバーで朝活したりとか、ちょっとずつやろうかなと思っていてます。オンラインサロンを開設してから1か月半たったので(9月取材時)、このままいくと大幅にメンバーが増えることはもうないと思っているので、何か面白い企画を模索中です。
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