大人だからこそ細部までこだわりたい！ 人気美容師4名が語るファッション小物の魅力とは？
新しい自分に出会うきっかけになったメガネ。お客さまへのヘアスタイル提案の幅も広がった－Cocoon 表参道 キッカワミワさん
Cocoon 表参道
マネージャー／キッカワミワ
1986年生まれ。宮城県出身。2006年仙台理容美容専門学校卒業後、神奈川県内の美容室を経て、2009年10月Cocoonにオープニングスタッフとして入社。現在はサロンワークを中心に、一般誌や業界誌の撮影、ノンブローカットセミナーやヘアケア商品の企画開発など、幅広く活躍中。
Instagram：＠cocoon__kikkawa
―こだわりを持っているファッション小物とその理由は？
メガネです！ 普段シンプルなファッションが多く、以前はアクセサリーをあまりつけていませんでした。でも、メガネをかけるようになって、メガネがあることでよりファッションを楽しめることに気づいたんです。メガネをファッションの主役にしたり、アクセサリーのようにシーン別にメガネを変えてみたり。最近では毎日メガネをかけています！
キッカワさん愛用中のメガネ
―メガネにこだわりを持ったきっかけは？
先輩が青山のおしゃれなメガネ屋さんに連れて行ってくれたことです。自分では行かないようなお店でドキドキしながらメガネを試着した私をみて、「似合うじゃん！」と先輩やスタッフさんが背中を押してくれて。次の週にはメガネデビューしていました（笑）。もともとメガネは憧れのアイテムでしたが、目が悪くない自分がファッションで身につけることは自信が持てなかったんですよね…。でもそれからは、メイクを薄くしたり、中性的にしてみたり、今までの自分の感覚に捉われない発見があることがとても楽しくて、月に一度はそのメガネ屋さんに通う程ハマっています！
―その中でもお気に入りの1点について教えてください！
特にお気に入りのものは4本あり、中でもPETER ＆ MAYというブランドのメガネを一番使用しています。女性のデザイナーさんが作られているからか、華奢だけど存在感があり、でも飽きのこないデザインで、肌馴染みの良いフレームの色味が好きなんです。また、かけ心地にストレスがないのも気に入っているポイント！ このメガネはかけていてもズレてきたり痛くなったりせず、家に帰ってもメガネを外すのを忘れるくらいなんです。
キッカワさんの特にお気に入りのメガネ
―メガネを選ぶときのこだわりやポイントは？
まだメガネ歴が浅いので私も模索中ですが、存在感があり、かけたときに気分が高揚するかどうかも大切だと思います。その反面、どんなファッションにも合うか、ずっとかけていられるかどうかを考えて選ぶようにしています！ 実は最初に買ったメガネは存在感があって好きだったんですが、重くてすぐに飽きてしまったんです（笑）。あとは、ヘアと抜け感のバランスを考えて選んでいます。今は前髪を伸ばしているので細いフレームにしてみたり、ハイトーンだからこそメタルフレームにしたりして楽しんでいます。
―メガネにこだわりを持つことのメリットとは？
メガネをかけているお客さまの髪の毛のお悩みにも共感できるようになり、提案の幅が広がったことです！ 私自身もメガネはもはや体の一部のように感じているので、メガネをかけると気になる耳まわりの溜まりや前髪を少し多めにするなど量を調節してあげようかな、前髪は少し短めにしたら邪魔にならないかなと考えられるようになったことも、自分自身がメガネをかけてみないと発見できなかったことでした。逆に、いつの間にか私のほうがメガネのことを熱く語っていることもあって、お客さまは引いてないかなぁ、と後から心配になることが度々あります（笑）。
―ファッション小物にこだわってみたい！ と考えている美容師さんに向けて、アドバイスをお願いします！
メガネにこだわり始めてから、メガネをかけている人の気持ちをより知ることができました。何より自分を変えるのって良いな！ と純粋に思ったので、まずは気になっているアイテムに挑戦してみると良いと思います。でも、私も「メガネは似合わない」「気恥ずかしい」と思ってなかなか挑戦できなかったので、最初はお休みの日に身につけるところから始めてみるのがおすすめです。ヘアスタイルとの新しいバランスを周りの人から褒められると、自分に自信がついたり、今までに気づかなかったヘアやファッションとの組み合わせに楽しめたり、お客さまにも還元できたので、メガネに限らず、いつもと違うアイテムにもチャレンジしてみてくださいね！
＜まとめ＞
みなさんそれぞれ、こだわりのアイテムをお持ちでしたね！ 細部にこだわってアイテムを選ぶとより愛着が湧きそうです。また、お客さまへの提案の幅が広がったり、人から覚えてもらいやすくなったりなど、仕事面でのメリットもあるみたい。ぜひみなさんもこだわりを持って、ファッション小物を選んでみてくださいね。
（取材・文/QJナビDAILY編集部）
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