大人だからこそ細部までこだわりたい! 人気美容師4名が語るファッション小物の魅力とは?
若いうちの「おしゃれな人」とは、「トレンドをおさえている人」といったニュアンスが強いですよね。ですが、30代・40代の「おしゃれな人」とは「細部まで自分のこだわりを持ってアイテムを選んでいる人」ではないでしょうか?そこで今回は、特定のファッション小物にこだわりを持つ、大人ファッショニスタ美容師4名にアンケートを実施! 各美容師さんが愛してやまないファッション小物のこだわりやその魅力などをお伺いしました。
<目次>
>身長や体型とのバランスを考え、こだわり抜いたつば広ハット。オーダーを活用することで素材感などの細部までこだわる-FaNNa ginza 塚本繁さん
>人生が変わるきっかけの一つになったサングラス。コンプレックス解消のためだったものが、今ではトレードマークに-SHACHU みやちのりよしさん
>一生使える相棒にビンテージの腕時計をお迎え! 目指すは自分らしいスタイルを貫くかっこいい大人-OCEAN TOKYO OVER雨宮雄三さん
>新しい自分に出会うきっかけになったメガネ。お客さまへのヘアスタイル提案の幅も広がった-Cocoon 表参道 キッカワミワさん
身長や体型とのバランスを考え、こだわり抜いたつば広ハット。オーダーを活用することで素材感などの細部までこだわる-FaNNa ginza 塚本繁さん
FaNNa ginza
代表/塚本繁(つかもと しげる)
1973年生まれ。大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。業界初のオリジナル理論「小顔カット」で唯一無二の技術を持っている。そこにロンドン仕込みのロックでモードなテイストをうまくスタイルに落とし込んで、おしゃれかつトレンド感のあるヘアを創る。
Instagram:@tsukamotoshigeru_fanna
―こだわりを持っているファッション小物とその理由は?
ハットです。僕は髪が長く、結んでいると髪型がぺたっとするので、変化をつけるためにかぶり始めました。ハットはかぶるだけですぐおしゃれに見えるので助かります。
―ハットにこだわりを持ったきっかけは?
もともとサーフィンが好きで、カリフォルニアのビーチカルチャーをお手本にしていたんです。そのなかで、サーファーなのに、オールブラックのロックな服でハットをかぶってビーチに出かけるスタイルに憧れを持ったからです。
―その中でもお気に入りの1点について教えてください!
CA4LAでオーダーしているラビットファーのハット。バランス、頭のフィット感、素材の軽さやハリ感など、すべてが理想です。僕の場合、ハットは1日中かぶります。なので、頭が痛くならないようにフィットさせるためと、既製品にはないつばの広いハットが欲しかったのでオーダーしたんです。
―ハットを選ぶときのこだわりやポイントは?
かっこよく見えるよう、自分の頭の形や身長のバランスに合うことを大切にしています。例えば、僕の場合は身長があり、ガタイも良いので、ハットのつばの広さは必ず8cmにして全体のバランスを取っています。つばが広すぎるとハットが浮いているように見えて非日常的すぎるし、狭いと身長とのバランスが取りづらいんです。また、ハットのかぶり方にもこだわっていて、つばを地面と平行にすることで偉そうに見えにくいようにしていますよ。
―ハットにこだわりを持つことのメリットとは?
「塚本といえばハット」というイメージができ、イベントやショーに出るときも良い具合に目立ちます(笑)。また、見た目がアーティストっぽくおしゃれになり、クリエイターらしくも見えるので、より技術力が高く見えるように感じています。
―ファッション小物にこだわってみたい!と考えている美容師さんに向けて、アドバイスをお願いします!
自分の好きなファッションのルーツやカルチャーを深掘りすると自分だけのこだわりがあるお気に入りのアイテムが見つかると思います! そのためには自分の「好き」や「こだわりのテイスト」をはっきり持つこと。こだわりができれば、情報も集まりやすいですよ。
>自己表現の一つとして、なくてはならない存在に。SHACHU みやちさんこだわりのサングラスとは?