美容師お宅訪問第6回 お気に入りの器と植物を愛でながら愛犬と共に豊かに暮らす、Broccoli playhair 藤川さんが暮らす部屋

 

センスが問われる美容師という仕事。サロンではかっこいいけど実際のライフスタイルもオシャレなのでしょうか? センスのいい美容師さんにお部屋を見せていただく連載です。

 

美容師お宅訪問シリーズ>>

 

第6回は代官山と渋谷にBroccoli playhairを展開するオーナーの藤川英樹(フジカワヒデキ)さん。ベランダにまでディスプレイされたイキイキとした植物が印象的な藤川さんのお宅に、編集部がお邪魔しました。

 


 

▼藤川さんのお部屋のプロフィール

場所:渋谷区某所

広さ:1LDK 38平米

居住年数:5年

 

 

愛犬2匹をリュックに入れて、毎日サロンまで自転車通勤しているBroccoli playhairオーナーの藤川英樹さん。運動オタクで世界で最も過酷と言われる「アタカマ砂漠マラソン」にも参加する強靭美容師は、いったいどのようなお部屋で暮らしているんでしょうか? 

 

 

愛くるしく迎え入れてくれた2匹の愛犬「からあげ」と「ちょんまげ」。

 

左お兄ちゃんのからあげ、右弟のちょんまげ

 

−現在のお住まいに越されたのは、愛犬がきっかけとか?

 

そうなんですよ。親犬が兵庫の実家に住んでいて、この子たちが生まれるときに母親から「お店の看板犬にどう?」と連絡をもらって。それでサロンに近いペット可の物件を探して、引っ越してきたんです。

犬を飼うようになって、ちゃんと家に帰るようになりました(笑)。もともと家でくつろぐ時間を楽しめないタイプで、家にいるだけで時間を無駄にしているような気がしていたんです。今は家時間を楽しめるようになりました。

 

 

 

−家時間が増えるようになって、植物を買うようになったんですか?

 

植物は昔から好きだったんですけど、育てるのが難しいエアプランツや人からいただいた花が枯れても、なかなか捨てられなくて。それでダイニングテーブルの上のLEDライトにかけてみたら、「あ、これ悪くないな」と(笑)。それからどんどんかけていって他の植物も増えていきました。

 

枯れてしまった花やエアプランツをライトにかけて植物シャンデリアに

 

僕は愛知県豊橋で美容室を経営している奥さんと別居婚なので、ときどき豊橋に行きます。そこにある園芸店「garage(ガラージ)」がめちゃくちゃかっこよくて、先日そこで大人買いをして全部送ってもらったんです。東京の花屋だと、渋谷にある「葉花」も好きですね。

ベランダにたくさん植物を並べているんですけど、通りすがりの人から突然「あなた植物育てるのが上手ね」と話しかけられたり、近所のおばあちゃんが「このお花も育ててくれない?」と持ってきてくれたり(笑)。そんな楽しいことも起きるようになりました。

 

器が好きになってから、家ごはんの時間が増えた

 

長野の取り壊される古い家屋から家具や器をレスキューして販売しているリビルディングセンターで購入した棚。

 

−食器はどのようなきっかけで好きになったんですか?

 

半年ほど前に、ギャラリーでひとつ器を買ったんです。そしたら「この器でお酒が飲みたい」という感情が込み上げてきて。それまでは家飲みなどしたことがなく外で飲んでいたんです。お気に入りの器でお酒を飲む充実感を知ってからは、少しずつ器を集めるようになりました。

 

 

“買った日は家でご飯を食べなきゃいけない”というルールを自ら作り、最近は家でご飯を食べたりお弁当を作ったり。料理は切って並べるだけですけど、ここ半年でライフスタイルが変わりました。器が好きになってから洗い物も好きになったんですよ。器が好きになってよかったなと思っています。

ホームパーティをするようにもなり、どっか飲みに行こうってなったときに「うちにくる?」という流れにもなります。そんなことを言う人間ではなかったんですけどね(笑)。

 

>世界で最も過酷なレースに今秋参加予定

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング