今どきメンズの憧れ!「OCEAN TOKYO Harajuku」代表取締役の三科光平さんが業界の第一線にいるワケ 前編-

メンズは失敗したらリカバーできない。そこが面白いんです

 

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-デビュー前の準備として、ほかにどんな取り組みをされていましたか?

 

個人ブログの運営ですね。もともと中学生くらいからアメブロをやっていたのですが、AKROSに入社してからは、モデルとしての側面と美容師側の側面から記事を毎日更新していました。美容師になってから集客を考えていたのではなく、なる前からやるべきことをやっていたので、デビューしてすぐにお客さまが集まってきてくださったのだと思います。

 

-三科さんはメンズのスタイルを得意とされていますが、もともとメンズを専門にしようと考えていたのでしょうか?

 

AKROS自体があまり女性のお客さまが少ないこともあって、必然的に男性のお客さまを担当することになったんです。女性のスタイルもひと通り習ったのですが、やはり僕にとってはメンズのスタイルの方が楽しい。これまでは女性のお客さまにもきていただいていたんですが、今年の4月からは、申し訳ないのですが、女性の新規のお客さまはお断りさせていただいています。

 

-メンズのスタイルづくりの、どこに魅力を感じていますか?

 

メンズのスタイルは、切ったそのままが出てしまうので、失敗したらリカバーできない。そういうごまかしがきかないところが面白い。あとは、メンズの場合は、ほとんど「お任せ」なんです。写真のイメージもないですし、細かい指示もありません。お客さまにさりげなく探りを入れていって、気に入るスタイルをつくり上げていく。働いていて醍醐味を感じる瞬間ですね。

 

前編のインタビューはココまでになります。後編では「OCEAN TOKYO」を立ち上げてから現在に至るまでの軌跡、そして三科さん自身が思い描く未来について語っていただきました。次回もお楽しみに!

 

プロフィール
OCEAN TOKYO Harajuku
代表取締役/三科光平(みしな こうへい)

今、もっとも勢いのあるサロンであるOCEAN TOKYO原宿店の代表取締役。メンズに人気のスタイル、バブルマッシュの生みの親でもあり、予約も数ヶ月待ち。Twitterの情報やYouTubeでのスタイリング動画が理論的で分かりやすいと評判。

(取材・文/池山 章子  撮影/河合 信幸)

 

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