新世代エースを探せ! ヘアアレンジという武器を使ってキャリアップしたdrive for garden一番合戦彩さん

アレンジ仕様のカットを提案し、私のキャラクターを好きになってもらう

 

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-一番合戦さんのヘアアレンジの「らしさ」は何ですか?

 

簡単なアレンジの場合には、顔まわりやおくれ毛のニュアンスを大切にしていますね。ポイントは、最初に毛先を外ハネに巻いて、そのあと内に巻くこと。お客さまにも、「ここはこう巻いてね、ここはこうやってくずしてね」と簡単にレクチャーできるので喜ばれています。

もともと、アレンジをし始めたのも、私の丸顔コンプレックスから始まっているんですよ。顔まわりを変えるだけで、グンと華やかにもなるし、顔型や頭の形といったコンプレックスも解消できるから、そこはすごく気を使っているところです。インスタグラムに出てくるアレンジは後ろ姿が多いのですが、前から見てもかわいいと思ってもらえるアレンジを心がけています。

 

-へアアレンジをインスタグラムにあげ続けていると、ネタが尽きてしまうのではと思うのですが、つねに新鮮なアレンジができるように努力していることはありますか?

 

たしかにネタが尽きてしまうこともありますね。そういうときには、とにかく手を動かすようにしています。いっぱいやっていくと、「こうやったらどうかな?」と、いろいろなアイデアが浮かんでくるんですよね。お客さまの髪をアレンジしながらも、「こうやってみよう」から、「これ、かわいい!」に変わったことが何度もありますね。

 

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-インスタグラムを見てアレンジにきてくれたお客さまにリピートしてもらうため、気をつけていることはありますか?

 

“一番合戦ワールド”に巻き込むことです。たとえば、ヘアアレンジをするなら、アレンジ仕様のカットがあるので、「こういう風にカットした方がアレンジしやすい」とお伝えしてカットをさせてもらいます。あとは「親しみやすいけど、おしゃれでかわいい」と思われるように、服装に気を使い、つねにトレンドを取り入れるようにしています。もともとサバサバして話しやすいとは言われるので、20代~30代のお客さまが多いのですが、10代の子もきてくれているので、そういうときには憧れのお姉ちゃん的な存在として、いろいろなアドバイスをするようにしています。

 

-今後の一番合戦さんの目標を教えてください。

その人の人生を抱えていけるような美容師になりたいですね。GARDENの面接のときに言ったウェディングもそうですが、リピーターのお客さまにお子さんが産まれたら七五三、その子の結婚式…と人生の節目節目で一緒に生きていけるような、そんな美容師になりたいと思っています。もちろん、サロンワークもやりたいし、美容業界を牽引する存在としても活躍していきたいし、結婚もしたいし、出産もしたい。全部やりたいんです。欲張りですよね(笑)。

 

drive for garden

 

 

プロフィール
drive for garden
トップスタイリスト/一番合戦 彩(いちばんがっせん あや)

顔まわりにニュアンスを残した大人っぽいアレンジが話題になり、まとめサイトや雑誌などでも『アレンジ上手な美容師さん』として取り上げられる。アレンジでも、ダウンスタイルでも骨格補正をするスタイルが得意。サバサバとした性格や親しみやすい笑顔も人気のヒミツ。

  (取材・文/池山 章子  撮影/当山 礼子)

 

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