新世代エースを探せ! BRIDGE並木一樹さんが語る美容師とファッションの関係
清潔感がありつつ個性を表現しているファッション
-服を着こなすため、身体を鍛えたりは?
「以前はジムに通っていました。いまは家で筋トレをしていますね。温かい季節になるとランニングをしていたりして。そんなふうに身体を鍛えていますね」
-それは被写体としてメディアにも登場するため?
「いえいえ。体調管理のためです。あと、美容師は常に見られている職業なのでスタイルを維持しなくてはいけない」
-先ほど美容師さんはおしゃれであることは重要だとおっしゃっていましたが、美容師さんのおしゃれのルールは何だと思いますか?
「どんな服装でもいいんですが、清潔感だけは保たないと。そこにプラスして、個性があるとなおいい。美容師は自己アピールをしていかないといけない職業。ファッションを通じて、自分はどういう人間なのか、自己ブランドを確立していくことが重要です。清潔感がありつつ、自分らしいスタイルをしている。そういうファッションを美容師はするべきだと思います」
-仕事をしている時に大切にしていることはありますか?
「仕事を楽しむことです。アシスタントにも、楽しみながら仕事をしてほしいなって思っているんですよ。僕の場合はファッションを楽しみながら、美容師の仕事を続けています。これって当たり前のことなんですけどね。でも楽しくないと仕事として続けられませんから」
BRIDGE
スタイリスト/並木一樹(なみきかずき)
東京都出身。BRIDGEでアシスタントとして6年の期間を経て、スタイリストに。雑誌やテレビで紹介され、注目を浴びる。ナチュラルさの中に個性を感じさせるスタイルを得意としている。
(取材・文/QJナビ編集部)