フォロワー4万人超えのnanokaさん。「かわいくなりたい」女の子たちから圧倒的な支持を集める理由は? #Z世代のスター発掘!
SNSの ヘアアレンジ&カラーが大反響。その一方、新たな悩みも
Instagramは主に集客用に使っていますが、アシスタントの頃は撮影用のモデルさんを探したりカラーモデルを募集しながら、プライベートも含めて自由に投稿していました。
フォロワー数が増えたのは、スタイリストになって1年目の夏頃のこと。知人のTikTokがバズッたことがきっかけなんです。一緒に写っていた私にも注目が集まり、当時TikTokをやっていなかった私はInstagramのアカウントを見てもらえるようになりました。1000人程度だったフォロワー数が、一気に5000人くらいに増えたので驚きましたね。
と、同時に「せっかくたくさんの人に見てもらうなら、美容師として役立つ情報を載せたい」と、大好きなヘアアレンジとカラーを載せる、いわゆる美容師っぽい投稿に舵を切りました。その頃は、「美容師なんだからヘアを載せなきゃ」と、使命感に駆られて投稿していた部分もありますね。そこからフォロワー数はどんどん伸びて、2年目の春には3万人ほどになりました。ちょうどコロナ禍で、みんながInstagramを見る時間が増えていた影響もあったと思います。
そうしてフォロワーの方が増えたことで集客にもつながって、アシスタントをつけてもらって2列でお客さまを担当するくらいに成長できました。ですが、アシスタントに手伝ってもらって予約を目一杯入れる……というやり方が、私には合っていなかったんですよね。
自分の目の前にいるお客さまに施術をしながらおしゃべりをして盛り上がる一方で、アシスタントに手伝ってもらっている方のお客さまのこともすごく気になる。どちらも私を指名して来てくれたお客さまなので、やっぱり自分がすべて担当しないと満足いただけないんじゃないかな…と不安になってしまうんです。
何より、自分自身も最初から最後まで一人ひとりのお客さまに向き合わないと納得できないと感じたので、マンツーマンでお客さまを担当できるフリーランスに転身することに決めました。