grico エザキヨシタカが作る、リクエストQJナビ『今月の1枚』Vol.3
エザキヨシタカの早ワザスタイリングを追う!!
まずは、エザキさんの早ワザスタイリングに注目し、1枚目のスタイル撮影終了から2枚目の撮影に移る間のスタイリングの様子を見ていきます。
それでは早速スタートです!
00:01:30
メイクの担当はgricoマネージャーの原田直美さん。前日にエザキさんとメイクの打ち合わせを済ませているので、最初の撮影終了後、すぐにメイク直しにとりかかります。
当日の光の当たり方や、モデルさんのコンディションによって臨機応変にメイクを変えたりもするそうですが、そのさじ加減はすべて原田さんにお任せだそうです。
00:05:30
ヌーディな口元から、赤リップを入れるとキリっとかっこいい表情に変化。
00:08:30
ジェルライナーでさらにキリっとした目元に。目元の印象が強いモデルさんに、よりインパクトを加えます。
最後にファンデーションのよれなどをさっと直して、メイクは終了。
メイク直しにかかった時間はおよそ10分弱。ここで、ヘアチェンジのため、エザキさんとバトンタッチをします。
00:10:20
ここでいきなり「ここにドライヤーの風を当てて」とモデルさんにドライヤーを渡す、エザキさんの仰天行動。
なぜ、そのような行動に…?
エザキさん「モデルさんがやると、予定外のところに風をあてるから、予想をしていない髪の動きが出るんですよね。それがおもしろくて僕はいつもモデルさんにドライヤー当ててもらうんですよ」
エザキさん「はじめてお願いするモデルさんには必ずやってもらいます。これをやってもらうと、自然と笑顔になるから緊張がほぐれて、その後の撮影でいい表情が撮れたりするんですよ」
確かにクールな印象のモデルさんが、このドライヤーの流れでこの日一番の笑顔に。
20秒ほど風を当ててもらったら、エザキさんにまたバトンタッチです。
00:10:50
エザキさん「指でこまかくスタイリングする方もいますが、僕は手を使ってザザザっと髪を動かしてスタイリングするだけなんです」
との言葉どおり、傍から見ていると、ハンドブローだけをしているようにも見えます。
00:11:55
30秒〜40秒ほどもすると、髪に表情が出てきました。
エザキさん「お客さまがハンドブローで、スタイリングしても表情が出るようなカットをするので、自身でやられても同じようなスタイルが再現できますよ」
00:12:15
そしてコテを取り出すエザキさん。
エザキさん「コテはニュアンスをつけるためにしか使わないので、だいたい2、3ヶ所くらいにあてて終了です。実際にお客さまのヘアをスタイリングするときに、たくさんコテを使ってスタイリングすると、『自分で再現できないかも…』と思わせちゃいますよね。そう思わせてしまうとリピートしてくれなくなってしまうかもしれないので、『自分でもできるんだ』と思ってもらえるようなスタイリングとカットを意識しています。撮影のときも同様です」
00:13:45
コテで毛先にニュアンスをつけた後、最後に全体に軽くスプレーを振って、スタイリングが終了。スタイリングは3~4分ほどで終了してしまい、本当にあっという間!
モデルさんも思わず「大人っぽーい!」と声を上げてしまうほど、かっこいい仕上がりに。
>ヌケ感スタイルから、クールな表情へ変身! 今回のスタイルのポイントは?