フェミニンでもなく、モードすぎない。かっこいいスタイルを作る

−今回の作品はどのような想いで作られましたか？

「サロンワークの延長となるようなスタイルを作りました。私がサロンワークでスタイルを作るときに一番大事にしているのは、ヘアスタイルだけを目立たせないこと。その人の全体の空気感を大事にしながらスタイル作りをしています。

今回、人によっては微妙になりがちな薄くて長さのあるバングを、モデルの雰囲気を見ながら絶妙に取り入れました。装飾はしているんだけど、フェミニンでもなく、モードすぎず、かっこいい芯のある女性像が引き出すことを意識しました」

−キラキラの目元が印象的ですね

「キラキラはしているんだけど、ラブリーに仕上げない。エッジのある光で、女性の繊細さと内面の強さを漂わせてみました。見方によって2つの表情が見えるスタイルが個人的には好きですね」

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＞工程をチェックしながら自分の想像と近づける、柳さんの撮影の取り組み方