美容人生から学びあい、絆を深める! 『みやち塾』開校! -序章編-

損得勘定なし! 「会ってみてから考える」みやち流コミュニケーション術

 

 

ーーみやちさんは、いろいろな方との出会いや縁を大事にしている印象です。それが今回の『みやち塾』の企画につながったのですが、みやちさんが人と繋がるに当たって大事にしているのはどんなことですか?

 

僕は、損得勘定で行動したくないんですよ。話題になっている人とかうまくいっている人って、たまたま有名になったわけじゃなくて、その裏にはものすごい努力があることがほとんど。僕の周りにいる人はそういう人が多いからとても刺激を受けるけど、コミュニティを作って何かに利用しようとか、自分の仕事に繋げようと思ったことは一切なくて。

 

 

僕は人と話すのも好きだし、一人で考えるより他のサロンのことも知りたいから、興味がある人にはすぐ挨拶するんです。そうすると、結構すぐご飯を一緒に食べに行く機会もできるんだけど、それも目的があるわけじゃなくて「会ったあとで考えればいいや」って思って足を運んでいます。

 

自分から興味を持たないと自分のことも興味を持ってもらえないし、まずは自分から相手の胸に飛び込んでいくタイプなんだよね。そうしないと、「クール」とか、勘違いされたままのこともあるしね。

 

 

これからは、サロン同士の壁を取っ払い、開放的な付き合いをすることで、業界全体が活性化されていくと考えています。僕も内田さんとショーのコンビを組んだり、台湾で日本を代表する皆さんから刺激を受けることで、大きな進化がありました。

 

みやち塾は、目的や悩みを共有していろんな人と関わり、交わる場所にできたらと思っています。母校の生徒さんと絡んでみたり、僕がリスペクトしている美容師さんを特別講師に呼んだりしてみたいな! いろんなやり方を考えていますので、楽しみにしていてもらえたらと思います。

 

 

プロフィール
SHACHU
CEO/トータルプロデューサー みやち のりよし

都内の有名サロンを経て、2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月には2店舗目であるSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。ユニコーンカラー発祥サロンでグラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。最近では全国セミナーやヘアショーなど海外からのオファーも多く、宮地が率いるSHACHUの勢いは止まるところを知らない。新しいデザイン、新しい美容師の生き方を提案する、若き美容師のあこがれの的。

 

(取材・文/須川奈津江  撮影/菊池 麻美)

 

 

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