20代は”習慣”を作る時期。振り幅の大きい経験を通して多角的な視点を養おう。〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき2つのこと」〜 S.HAIR SALON 植田高史

 

たった2つのこと

 

 

真逆の行動に見えるふたつの提案をしましたが、僕は美容師が長く活躍していくためには、この両方があることが大事なのかなと思っています。美容のことをとことんミクロまで掘り下げていくこと、そして一旦今いる世界から離れて俯瞰することで自分の立ち位置やまだ見ぬ価値観を知ること。この突き詰めては俯瞰するという作業は20代に限らず必要なことだと思っています。

 

 

僕は今でも必要な技術を学びにいきますし、旅行でも一人の時間を大切にしています。経験をすればするほど今までとは違う視点が生まれるので、ぜひ時間を作って挑戦してみてください。

 

プロフィール
S.HAIR SALON代表/Director 植田 高史(うえだたかし)

人気絶頂期に日本を飛び出し、世界を放浪。帰国後、2003年に『S.HAIRSALON』を開業。サロンワークを中心にファッション誌や広告撮影、商品開発などを手がける。顧客からはもちろん、同世代美容師や編集者などからも広く慕われている。

http://s-tokyo.net/index.html

 

(文/織田みゆき 撮影/菊池麻美)

 

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