好奇心を解き放ち、衝動的に動きまくれ!それが20代の特権だ 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき7つのこと」〜 MASA GINZA HAIR 大川 雅之

 

20代は美容師として、社会人として花開く土台を創る時期。長く、自分の思う美容師を続けるために、20代のうちにやっておくべきことがあるはず…!

 

そこで美容業界のレジェンドと呼ばれる方々に、「これをやったから今の自分がある」「今の時代の20代だからこそやるべきこと」など、今後の美容師人生を豊かにするためのヒントを語っていただきました。

 

今回は、月売上1,000万円以上、年間総売上1億円以上を達成し続けた圧倒的な実績を誇る美容師、大川雅之(おおかわまさゆき)さん。元プロボクサーで24歳から美容師になった大川さんは、若手時代にどんなことをしてきたのか。その経験をもとに、20代に伝えたいメッセージを披露してくれました。小さくまとまる美容師人生は嫌だという人はぜひご覧ください!

 

1つ目: 好奇心に従って貪欲に行動する

 

 

20代のころは、とにかく「やってみたい」「見てみたい」という好奇心に突き動かされていました。

 

今だから言えますが、国内のコレクションに関係者を装って忍び込み、ヘアメイクの弟子入りを志願したこともあります。僕はヘアメイクの学校に通っていませんし、資格もありません。それでも「できます!」と言い切って名刺を渡したんです。2、3カ月後にその方から「巻いたりできるの?」と連絡があって。そこから雑誌やテレビ撮影などのヘアメイクについて回りました。ただ撮影についていくには週2のお休みでは足りない。なので休む理由として何十人のおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったことになったかわかりません(笑)。さすがに怒られましたが。でもそのおかげでヘアメイクとして多くの仕事をいただけるようになったんです。

 

先日お亡くなりになったタレントでファッション評論家のピーコさんに薔薇の花束を持って自分を売り込みに行ってテレビに出たのも、安達祐実さんや仲里依紗さんなど、芸能人の方の髪を担当したのも、自ら「やりたいです」と突撃したことから始まったことです。

 

とにかく、20代のころは好奇心に従って貪欲に行動することが、未来の自分を形作ります。20代の頃の破天荒な行動が、今の自分の礎になっていることは間違いないです。

 

2つ目:高みを目指す

 

 

僕はプロボクサーを経て、美容師になりました。ボクシングジムには、全日本チャンピオンがいて、世界タイトルを獲るために2階級上のボクサーを相手にスパーリングしているのを見たりしていたんですよね。それが当たり前の世界だったので、美容師になってからも高みを目指すのが当然というメンタルでやってこれたのだと思います。

 

ちなみに、高校時代は習志野高校という強豪校で野球をしていました。後輩には幕張の安打製造機と呼ばれ、2000本安打も達成したロッテマリーンズの福浦和也選手がいます。彼は高校時代から当然、志が高かったですし、そういう人たちが身近にいる環境にいたことも、美容師生活に大きな影響を与えています。

 

>3つ目:良い手本、悪い手本を見つける

 

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