焦るな! 美容師には独立する前にチャレンジすることがたくさんある 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき8つのこと」〜 AFLOAT 代表取締役 宮村浩気

5つ目:SNSの言語力を磨け

 

 

今の時代、SNSは美容師にとって欠かせないツールです。ただ写真を投稿するだけでなく、そこにどのようなストーリーや説明を加えるかが、フォロワーとのコミュニケーションにおいて大事になります。

 

美容師も、デザインを作った後に、そのスタイルについて簡潔で魅力的な説明を加える文章力が必要です。たとえば、「このカラーリングは○○な特徴があり、○○な髪質に最適です」といった具体的な説明を加えるだけで、お客さまにとっての説得力が増します。何気ない一言やキャッチフレーズでお客さまの心を掴むことができれば、そのスタイルの人気も高まるというもの。

 

ちなみに僕は、雑誌の時代でしたが、文章力というより、ネーミングやキャッチフレーズを考えるのは得意でした。たとえば、前髪のスタイルに「ミルフィーユバングス」など、独自の名前をつけることで、記憶に残るスタイルを提供してきました。

 

こうした言葉を駆使したネーミングや表現方法が、人々の記憶に残るポイントになるんです。

 

6つ目:AIを使いこなそう

 

 

最近では、AIモデルやバーチャルインフルエンサーが急速に増えています。たとえば、ファッションブランドのしまむらですら、AIモデルを使用しています。

 

こうした流れに乗ることで、美容師も自分のインスタグラムやSNSの中で、仮想の女性像やスタイルを創り出すことができます。髪型やカラーリングのデザインだけでなく、そのスタイルに合う名前をつけ、シリーズ化することで、あたかも韓国アイドルグループのように、1つのブランドや世界観をSNS上に構築することができます。

 

AIモデルに否定的な人もいるかもしれないけれど、毛嫌いするのではなく、どうしたら使えるのか考え抜くことが、この時代を生きる上での前向きな姿勢なんじゃないかな。

 

>7つ目:世界の広さを知ろう

 

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