誰もが迷う時代、本物の美容師になるための心がまえ 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき7つのこと」〜 DADA CuBiC古城隆

3つ目:自分を高めてくれる相談相手を選ぼう

 

 

20代の美容師は、いろんなことに悩んでいると思います。悩みを誰かに聞いてほしいとき、人は自分が期待している答えをくれそうな人に相談しがちです。たとえば、辞めたいと思ったとき「辞めてもいいんじゃない?」と言ってくれそうな人を選んでしまうんですね。

 

そうではなく、自分と同じ悩みを乗り越えた大人の人に相談することが大事だと思います。逃げずに乗り越えた経験が力になりますし、乗り越えた人にはやってきたからこそ分かる人間的な魅力が備わっています。

 

相談に限らず、自分を高めようと思うなら、尊敬する大人と接する機会をつくることが大事です。一緒の時間を過ごすだけで、価値観が揺さぶられるし、肌で感じられるものもあるはずです。

 

4つ目:初期衝動を大切に持ち続けよう

 

 

僕は昔から作品づくりに興味があって、フィルム全盛の時代から撮影していました。ネガフィルムを現像して、写真になったときの感動は今も覚えています。あのときの感動を今まで持ち続けてきました。

 

クリエイションを始めるのは簡単です。でも続けることは難しい。続けるために必要なのは、初期衝動を大切に持ち続けることだと思うんですよね。

 

子ども時代はすごくピュアな好奇心と感情で動いていたと思うし、最初にクリエイションにチャレンジしたときも、ワクワクしながらやっていたはず。次第に現実的な考え方が頭の中を占めるようになるのは自然なことかもしれませんが、いつまでも始めた頃の夢や憧れを大切にしたいですね。

 

ピュアな気持ちを行動力に結びつけて、クリエイションがカタチになるまでやりきることが大事だと思います。そうしたら自ずと結果はついてきます。

 

>5つ目:モノゴトの本質を見極める

 

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