断言しよう。今20代の君たちは、みんなビッグになれる。 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき7つのこと」〜 第1回PEEK-A-BOO川島文夫

 

20代は美容師として、社会人として花開く土台を作る時期。長く、自分の思う美容師を続けるためには20代のうちにやっておくべきことがあるはず…!

そこで美容業界のレジェンドと呼ばれる方々に、「これをやったから今の自分がある」「今の時代の20代だからこそやるべきこと」など、今後の美容師人生を豊かにするためのヒントを語っていただきました。

記念すべき第1回は、美容業界の偉人の一人、PEEK-A-BOOの代表・川島文夫さん。半世紀以上美容業界を見つめてきた川島先生の助言を胸に焼き付けてください!

 


 

一つ目:楽観的であれ!最初からできる人はいない。僕だってまだ完璧じゃない!

 

今って、SNSの情報に惑わされて不安になっている人がすごく多いですよね。「あの人にできていることが自分にはできない」とかね。そういう人に伝えたいのは「ポジティブに自分の可能性を信じましょう」ということです。

 

僕だって最初は自分が思い描くようなヘアスタイルはつくれなかったですよ。オリンピックに出るようなアスリートだって最初からすごかったわけじゃない。人に見えないところで努力しているはずなんです。

 

美容師は、悲観的な人よりも、楽観的な人のほうが成功する仕事です。「今はできないけれど、そのうちできるようになる!」と考えましょうよ。なかなか上手くならなくても、命まではとられませんから。

 

「いつか私もあの人の領域に行くんだ!」と成長を信じて学び続けてください。

 

二つ目:広く学べ!カットだけ、カラーだけでは多様性・柔軟性が生まれない!

 

 

若いうちは、いろんな技術を体験して吸収してほしいですね。得意な技術を選択するのは後からでいいんです。

 

技術を限定して学ぶよりも、カットもカラーもパーマも、ワインディングまで含めて学んだほうが上手くなります。それぞれの技術はつながっているし、髪へのアプローチが多面的になるから、技術に「深さ」も生まれるんです。

 

これからの時代は、多様性がさらに広がります。ヘアスタイルも生活様式によってどんどん変わる。ショートばかりのときも、ロングばかりのときもあるかもしれない。それに柔軟に対応する力を養うのが、20代なんです。

 

なにより美容師は「人をキレイにする」という基本を忘れちゃいけない。技術を切り売りする仕事じゃありません。カットやカラーは手法であって結果じゃないですから。

 

美容師人生は10年、20年と続いていきます。今学んだことは必ず栄養になりますから、焦らず、幅広く、学びましょう!

 

>三つ目:才能より情熱! 美容師にゴールはない。一生、情熱を燃やし続けよう!

 

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