5つ目：街に出て遊べ！人脈を広げろ！

僕が若いころ、今と違ってSNSでモデルを募集できないから、直接会って声をかけるしかありませんでした。遊びの中で知り合った方々に声をかけたり、スナックで人とつながったり、そうやって人脈を広げながらカットモデルを探していました。

出会った子に「何してるの？」って聞かれて「美容師です」と答える。それで、「今度髪切ってよ」という話になる。本当に自然な流れでそうなっていくんです。

ちなみに、僕は先輩に誘われたら断らずにホイホイついていくタイプでした。誘いを断ることで、そこから広がるはずの人脈やチャンスを逃すのはもったいない。そりゃ、眠い日もあるけれど、「寝ている間に楽しいことが起きて、自分だけがそれを知らない」とか耐えられなかったんですよね（笑）。SNSを見るのもいいけど、直接会って刺激をもらおう！ちなみにどんなに飲んでいても、翌日は遅刻することはなかったです。コツは気合！朝まで飲んでベロベロで、左右違う靴を履いていても意地でも出勤していました。

6つ目：自分を引き上げる手本を見つけろ！

最初に勤めたサロンには、AFLOATの宮村浩気さんや artifataのCHIKAさんのようなすごい先輩たちがいて、「こんなに稼げる人がいるんだ」と衝撃を受けたんです。収入だけじゃなく、その能力やスキルに対しても憧れを抱いて、「自分もあんな風に稼げるようになりたい」と思うようになりました。

もしあのとき、高収入の美容師に出会えなければ、「美容師ってこれくらいの収入なんだな」と思って終わっていたかもしれない。でも、たまたま売上を上げて稼ぎまくる先輩たちがいるお店で、「これだけ働けば、こんな風になれる」という可能性を目の当たりにできたのが大きかったですね。とにかく、自分を引き上げてくれる手本を見つけることが大事！

＞7つ目：「寝ても覚めても美容！」という没頭する時間を持て！