タイパに惑わされるな!一瞬一瞬を全力で!20代の「没頭」が成功を引き寄せる 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき8つのこと」〜 SUNVALLEY 朝日光輝
3つ目:言葉の力を理解して使える人になろう!
暴力といえば手を出すことだけじゃなくて、言葉の暴力もあります。言葉って、時に体を殴られる以上に心に傷を残すことがあるじゃないですか。体の傷は時間が経てば治るけれど、言葉による傷は心に深く刺さって、長く引きずることもありますよね。
言葉には力がある。だから僕は言葉遣いに気をつけるようにしています。後輩や同僚、先輩、そしてお客さまに対しても、言葉の選び方一つで相手に与える影響が変わる。自分自身の評価にもつながります。
この表現は大丈夫かなとか、キツく聞こえるかなとか、相手によって使い分ける必要がある。僕は今もそんなことを考えながら仕事をしています。
4つ目:成長できる環境を選び、全力で染まれ!
僕は美容師免許の試験に2度失敗している男です。最初はシャンプーもブローも全部苦手で、同期で一番落ちこぼれていたんじゃないかな。それでも、美容師として売れるようになったのは、ひたすら練習したからです。
毎日ほぼ休むことなく先輩に撮影に連れて行ってもらったり、練習しやすいようにわざと職場の近くに住んだりして、朝晩練習に明け暮れていました。結果、同期の中で一番早くスタイリストデビューできた。技術に自信がなかった分、とにかく行動量でカバーしようと必死でした。今は情報過多の時代。他のサロンも気になると思うけれど、目の前の環境でベストを尽くそう!
本気で努力している人に対して罵声を浴びせるような人はいないです。むしろ、「頑張ってるな」って伝われば、自然と先輩が教えてくれるようになります。「一生懸命」って人を動かす力があるんですよ。
ただし、コソコソ努力しているだけでは伝わらない。ちゃんとアピールしながら取り組むことで、「もっとこうした方がいいよ」と具体的なアドバイスをもらえるようになります。そうやって「人に好かれる」とか「可愛がられる」というキャラに仕上げておくと、その後の人生、生きやすくなると思うよ!