カラーレシピ公開!売れる技術「#脱白髪染めハイライト」セミナーの全貌、マツダマサナリの技術を動画で完全レポート。
白髪に悩み始める30代後半から50代に向けて、 絶大な支持を集める技術が、マツダマサナリさんが考案する 「脱白髪染めハイライト」。「白髪に着目したカラーはリピートに繋がりやすい技術だし、単価も取れる。 何よりお客さまがすごく喜んでくれます」とマツダさんは言います。単なる白髪ボカシではない、白髪を生かしながらデザイン性を加えていくには、ハイライトをどうとるべきか。新生毛とのバランスは。そしてマツダさんこだわりのカラーレシピまで、盛り沢山な内容をギュッとお届けします。
ちなみに今回、動画制作を担当してくれた川間将彦さんは、現役美容師の動画クリエイター。そして奇しくも、マツダさんと川間さんは専門学校の同級生という間柄。息の合った二人の動画も必見です!
動画レポートはこちら
ナチュラルだけど上品に見える!脱白髪染めハイライト
履歴的には10トーンちょっとの明るさにはなるんですけど、前髪が白くて気になっていらっしゃるので今日のポイントはここをしっかり改善していくことを一番にやっていきます。次に全体の明るさを抑えて、ハイライトの筋が細かくナチュラルに綺麗に見えるデザインを作っていきます。
ブロッキングはトップから耳後ろまで、取ってきます。ポイントはホイルが無理なく2/3以内で入る感じで入れます。もみあげは別で取ります。もみあげに白髪が多いお客さまが結構多いので、もみあげ周りはちゃんと自分の目で見て確認します。
顔周りだけは細く入れることが脱白髪染めハイライトのポイント。ホイルの厚みがあるだけで入れづらかったり、ズレやすいのでしっかり薄めで入れていきます。
塗るときのポイントは、根元ギリギリまで入る刷毛を使うこと。毛先はコーティングした上で入れたいので、しっかりコーティングができるタイプの刷毛を使用しています。目的に合わせて刷毛を使い分けています。
次はバイアス(斜め)ですね。
ここは悩みを取る、という意味でハイライトを入れます。しっかりと肘は上げて根元から取っていきます。産毛をすくってそのまま入れます。そうすることで伸びたときに気になりづらいです。
明るい黄色い毛束を作っている感じなんですけど、この辺はどうしてももう量的に少なくなりやすいところ。そのまま地肌が見えるとボリュームなく見えてしまいます。一度黄色い毛束を作ってオンカラーでなじませると、明るい綺麗な毛束ができて、擬似的なボリュームを作ることができます。
細くハイライトを入れれば馴染むし、伸びた時も気にならなくなります。特に白髪が固まっている部分は細くたくさん入れます。白髪があるのかないのかわからない状態を作ることが大切です。
バックも明るさを出します。薄いホイルは漏れやすいので、ホイルの幅も長め、塗布量も多くして明るくしていきます。
トップとの繋ぎを初めに入れると、頭の大きさに対しての設定が分からなくなってしまいます。前、後ろ、トップをとって繋ぎを入れてあげるとどんな頭の大きさの人でも上手くハイライトが見えます。これがスムースにハイライトを入れていくポイントになります。
動画で見えるかわからないですけど、耳後ろにも白髪がありますよね。風が吹いた時とか、何かの拍子で露見してしまうかもしれません。気になるものは抑えておいた方が絶対にいいので、ここもハイライトを取ります。
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