鍼灸師直伝!クセになるマッサージでリピートを狙え

アシスタント必見!鍼灸学に基づくマッサージ5

 

201505_news_4_7

 

ハーリーさん:シャンプーとドライが終わったあとにできるマッサージを紹介しますね。まずは、首周りのマッサージから。首のまわりにはツボが集中しているので、それぞれを親指で圧迫します。ツボの名前は、完骨(かんこつ)、天柱(てんちゅう)などそれぞれについています。下から指を入れるイメージで押してみてください。ちなみに、ツボを押すことを点穴(てんけつ)っていうんですよ。

 

次は頭がい骨と首を縦につなぐ頭板状筋(とうばんじょうきん)と頚板状筋(けいばんじょうきん)という筋肉を刺激します。上から順番に、垂直に押すようにしてください。

 

201505_news_4_7

 

ハーリーさん:じゃあ今度は、肩のマッサージを覚えましょう。肩の筋肉の膨らんでいる部分を、首の付け根の部分から外に向かって押していきます。外に向かっていくにつれて弱くしてくのがコツです。

 

肩から背中にかけては、僧帽筋(そうぼうきん)という大きな筋肉があるのですが、ここをほぐすときは筋肉の厚みに注意しながら力を加減してください。

 

余談ですが、肩に力が入って凝りやすい人は、自分の肩に手をあててぐるぐると肘を回すと血流がよくなってラクになります。

 

続いて、脊椎の両脇にあるツボを刺激していきましょう。これも上から下に向かって押していってください。ゆっくりと指を抜くのがポイントですよ。

 

201505_news_4_9

 

ハーリーさん:背骨と肩甲骨の間にも、気持ちがいいツボがあります。肩甲骨の際(きわ)の部分を狙って内側をえぐるようなイメージで刺激してみてください。背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉が凝りすぎていると、かたくて指が入らないことがあるんですが、根気よくほぐしていけばマッサージできるようになります。

 

201505_news_4_10

 

ハーリーさん:例えば、普段赤ちゃんを抱いている方や、手仕事で忙しい方など、手を良く使う人は、小円筋というところが張りやすくなります。肩甲骨の上にあるデリケートな筋肉なので、少し弱めにマッサージしてください。

 

そして、仕上げは三角筋のマッサージ。ここをほぐしてあげるとふっと楽になります。気持ちがいいのでぜひやってあげてくださいね。

 

 >お客さまの表情を見る!

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング