男性美容師の支持率は平均6.5%!? 女性のお客さまはなぜ女性美容師を選ぶのか
美容室に定期的に通っている、全国の20代〜30代女性310人にサロン・美容師に関する意識調査をアンケート。今回は「男性? 女性? 本当はどっちに切ってもらいたい?」を
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カット
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カラー
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パーマ
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シャンプー&ブロー
と施術内容ごとに調査しました! 女性のお客さまは果たしてどちらの性別に施術してもらいたいのでしょうか。
まさかの男性不人気…? 男性美容師驚きの結果
基本中の基本メニュー、カット。20代〜30代の女性はいったいどちらの性別に担当してもらいたいのか? まずは回答をご覧ください。
—カットは男性と女性どちらに担当してもらいたいですか?
結果は「どちらでもいい」が、43%。「どちらかといえば」も含めると、女性に担当してもらいたい人が41%、男性が16%と、男性に担当してもらいたい人は圧倒的に少ない結果に。なぜこのような結果になったのか、回答者の声を聞いてみました。
■女性に担当してもらいたい
「女性のほうが話しやすそうなので」(36歳)
「あんまり男性に髪を触られたくないから」(20歳)
「同性の方が(希望をちゃんと理解してくれて)わかり合える気がするので」(37歳)
■男性に担当してもらいたい
「個人的に、男性の方が、細かく髪型の好みや悩みを言いやすいため」(24歳)
「男性視点の“かわいい”を作ってもらえそう」(39歳)
「男性の方がモテ髪にしてくれそう」(25歳)
女性に施術してもらいたい理由には「自分の気持ちに寄り添ってくれそう」や「同性の方が気楽…」といった声が圧倒的に多く、少数派だった男性美容師派には、“モテ”など男性目線を意識した髪型にしてもらいたいという声が中心でした。
では続いて カラーの場合。何か変化があるのでしょうか?
—カラーは男性と女性どちらに担当してもらいたいですか?
「どちらでもいい」が49%、「どちらかといえば」も含めると、女性に担当してもらいたい人が42%、男性が10%と、カットの場合に比べて男性に施術してもらいたい人が6%減ってしまいました。
男性美容師希望者が、減ってしまった原因は何なのでしょうか? ここでも、回答いただいた方の声を見ていきましょう。
■女性に担当してもらいたい
「希望が言いやすい、カラーイメージの細かいニュアンスが伝わる」(26歳)
「同性の方が話も弾むし人気のカラーが分かりそう」(37歳)
「カラーの相談に根気よく乗ってくれるのは女性だという印象が強いし、女性目線の意見をきちんと言ってくれるので」(30歳)
■男性に担当してもらいたい
「男性受けするカラーを相談できるから」(29歳)
「男性に希望通りのカラーを施術してもらった経験から」(20歳)
「男性の方が上手な気がするから」(29歳)
女性美容師を指名する方たちの「女性の視点でアドバイスが欲しい」や「根気よく相談に応じてくれそう」といった意見は、確かにうなずけます。“モテ”を意識するお客さまは、やはり男性美容師を指名するようです。男性美容師比率が多いサロンの場合は“モテ”を意識した提案をウリにするべきなのかも…?
もう結果が予想ができそうですが…次にパーマの場合も見ていきましょう。
—パーマは男性と女性どちらに担当してもらいたいですか?
パーマの場合、「どちらでもいい」が47%。「どちらかといえば」も含めると、女性に担当してもらいたい人が42%、男性が11%と、カラーのアンケートとほぼ同じ結果に。
カラーの場合と何か違った意見はあるのでしょうか?
■女性に担当してもらいたい
「時間がかかるので、しゃべりやすい女性の方がいい」(37歳)
「同性の方が大きめカールなどのニュアンスが分かりやすそう」(37歳)
「ゆるやかなパーマが好きなので、なんとなく女性かなあ、と」(34歳)
■男性に担当してもらいたい
「カラー、カットが男性のほうが上手いからなんとなく」(20歳)
「男性主観でしてもらいたいから」(30歳)
こちらもカット、カラーと同じく、「女性ならではのアドバイスや施術をしてもらえそう」といった意見が多く見受けられました。
では最後に、サロンの印象を決めるといっても過言ではない(!?)シャンプー&ブローについてもアンケートを取りました。
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